店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
福岡の警察が、3月9日に特攻服を着ている若者を補導するそうでございます。これだけだと、何だか分からないですよね。3月9日は卒業式が行われるそうでございます。そして、その卒業式に、特攻服や刺繍ランと呼ばれる派手な学ランを着た若者が街を闊歩することへの対応だそうでございます。
まぁ、街の人が怖がるとか、横着・乱暴なことをやっちゃうとか、いろいろ問題が発生してきた上での仕方ない対応なんでしょうねぇ。そこはね、「一律禁止」ではなく、何とか「誘導」出来ないものでしょうか? そもそも、卒業式なんですから、警察ではなく教育現場が考えることなんですけどね。
特攻服ってのは、その意味合いを考えるとチョイトまずいかなとも思いますが、派手な学ランとか、若者っぽくてよろしいじゃござんせんか。大人の世界の人達は、「着る」ことを問題視して一律禁止という「管理」をしたいのでしょうが、ここはねぇ、「どう着るか?」ということを考えさせた方が、教育的だと思いますよ。
尾木ママなんかはこういう問題に対して、「そんな服を着ていたら、ダメになるよ!」と、頭ごなしに否定いたします。尾木ママのこの上から目線の言葉、ワタクシ、あまり好きではございません。あの人の考え方は、古くさい管理教育。子供に寄り添うのではなく、型にはめようとするばかりでございます。
服装で発散する若者は、すでに追い込まれているのでございますよね。それを、「○○したらダメになるよ」と言うのは、追い込まれた唯一の逃げ道にフタをするようなものでございます。上から目線の管理教育というのは、歴代、この追い込まれた子供をさらに追い込むということを繰り返して来たのでございます。
では、どうするか? 服装で発散させたいのなら、それをまず肯定してあげるべきでしょ。この、相手を肯定するっての、とっても大事。肯定した上で、「でも、それをやる為には、君たちにもやらなければいけないことがあるのだよ」ということを諭してやるのでございます。では、服装で発散したい人達へ、ワタクシからの言葉でございます。