店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
朝の9時ドンピシャ、ドア ホンが鳴りまして、職人軍団登場でございます。工務店の偉い人(以下、頭領[とうりょう])が、マジックでお店の床にどんどん落書き、じゃなかった、指示を書き込んで行くのでございます。床材を貼る場所の指示、金具取り付けの指示、そんなことを一目で分かる様に、また間違いが起こらない様に床に直で書き込んで行くのでございます。
ニュースで見ましたけど、どこかの工事現場で、埋め戻す前の住宅の基礎部分にドラえもんの落書きをして揉めたそうでございます。どうせ見えなくなる部分だからと気楽に落書きをしちゃったのでしょうが、間が悪い時ってのはそんなもの、たまたま施主が見学に来ちゃって「あれは何だ?」と問題に。結局、工務店側は慰謝料を支払ったそうでございます。
さて、落書き、じゃなかった、指示の書き込まれた当店の床、次は大工職人さんの登場でございます。床のフニャフニャしている部分を片っ端から電動ノコで切り開く! よく床下の支持材(根太[ねだ]と言うらしい)を切らずに上の床材だけを切るものだと、いつも感心いたします。根太の真上、根太にそって切り込みを入れたりもしている。床の構造を熟知しているから出来るのでしょうねぇ。
フニャフニャになった部分を新しい板に交換するという作業が、どんどん進んで行くのでございます。今までの見慣れた茶褐色の床と、新しく貼られた薄褐色の矩形、「(彦摩呂風に)お店の床が、まるで床材のパッチワークやぁ~~」と言いたくなる気分でございます。
この大工仕事と平行して、天井職人さんは VIP ルームバスルームの天井貼り替えでございます。色は薄い水色。壁のタイルの色とコーディネートいたしました。これまた、VIP ルームの天井って、梁(はり)が出っ張ってまして、ちょっと面倒くさい形になっております。その角の処理をどうするかで、職人さんと頭領が相談しております。
さらに、VIP ルームの天井には問題が! 以前、天井裏の配管修理のために取り付けた「点検口」が残っているのでございます。この点検口を残すとなると、これはかなり面倒な作業になる。どうしたものかと話し合う、天井職人と頭領。その間に割って入る、ワタクシ。「あぁ、もういらないですよ、点検口」の鶴のひと声。返す言葉で天井職人さん、「ありがとうございます」のにこやかな顔。よっぽど、面倒くさかったのでしょうねぇ(笑)。
床のフニャフニャ補強と VIP ルームバスルームの天井で、取りあえず今日の作業は終了。VIP ルームバスルーム、やはり点検口を無くして大正解でございました。天井がスッキリスッキリでございます。まぁ、年期の入ったカーテンレールが違和感がございますが、その内、交換しちゃいましょう。
さて、本日は、もうひとつ、同時に工事をいれちゃったのでございます。NTT の工事でございます。フレッツ光回線の「Bフレッツ」というのが廃止予定でございまして、NTT から再三、「廃止されちゃうから、光ネクストってのに変えてぇ~」とご案内を頂いておりました。ソイツも、今回、ついでにやっちゃおうという算段でございます。
NTT の工事は簡単な物。ルーターと呼ばれる機械を交換するだけでございます。簡単な工事なのになぜずっと先送りしていたかと申しますと、このルーターに USEN のチューナーがぶら下がっているからでございます。NTT の回線 ID が変わると、USEN 側のサーバーの書き換えも必要。その煩わしさも有り、長い間放置しておりました。
さて、NTT の工事が終わり、その回線 ID (CAF で始まるその番号を NTT 職人さんは[カフ]と呼んでおりました)を USEN のサービスセンターへ報告。本来なら、電話でその番号を伝えて終わりのはずなのですが、何と、ここで、衝撃の事実が発覚! 電話口のオネェチャンの口から、信じられない言葉が発せられたのでございます。
「担当者が土日祝日は不在なので、25日火曜日の夕方18時までには担当者から連絡させていただきます」とのこと。おい、おい、ふざけるな、と、ワタクシ心の叫びを抑えつつ、穏やかな声で「じゃぁ、火曜日まで USEN は使えないということ?」と切り返す。しばし、オネェチャン、無言...
こちらが店舗だということは伝えてありますので、オネェチャンも「さすがにこれはマズイ」と思ったのでしょうね。無言の後、「25日のお昼12時までには連絡させていただきます」と妥協案を申し出てきたのでございます。マニュアル的には「夕方18時」、でも、経験的に「お昼までには連絡出来るはず」と踏んだのでございましょう。オネェチャンのそのギャンブルに、ワタクシ、「ありがとうございます」の返答。優しく電話を切ったのでございます。
USEN って会社は、昔から「人手不足感」がございました。トラブってもなかなか担当者が来てくれなかったりする。特に、「有線ケーブル」から「衛星回線」「光回線」への移行期には、その人手不足感がハンパなかったのでございます。