店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
阿波踊りが揉めております。新聞報道などを見るに、「赤字上等」のユルユル体制の観光協会に対し、補助金や補償でケツ拭いてきた徳島市が痺れを切らしたというところでしょうか。結局、観光協会は破産宣告をすることになり、徳島市が運営することになったのが今年のお話。
ワタクシ、不思議なのは、毎回100万人以上もの動員を得ている阿波踊りが、どうして赤字になる? もう、これがおかしい。「赤字にした方がみんなが美味しい思いをする」という「親方日の丸体質」が旧観光協会に有ったのは、間違いないのでございます。
そこでね、一番人気の総踊りを中止するという徳島市の判断も、なんか分かんない。一番人気が有るのなら、一番の目玉商品じゃん。その目玉商品を利益に導く方策を考えずに中止しちゃうというのが、もう見てらんない、聞いてらんない。徳島市は、他に方法は無かったのでしょうか。
と、まぁ、ワタクシ、勝手なことを申しておりますが、今ひとつ、お祭りがどこで儲けを出しているのかってのが分からない。ここは民間のイベント企業に委託しちゃって、キッチリ利益を出すなんてのも考えますが、まぁ、素人考えなのでご勘弁を。
阿波踊りと対照的なのが、高校野球。もうね、高校野球は関係各社、ボロ儲け。なんでも、甲子園球場は球場使用料を取っていないそうでございます。また放送権料も只とのこと。これは、「高校野球は善意で行われている」という精神が有るから。
でもね、地方の学校の応援団は、自費で甲子園球場まで来て、自費でホテルに泊まり、その費用を地元に寄付などに頼ったりしてるわけですよ。そして高校球児は、炎天下で連投し、命がけで試合に臨んでる。善意・非営利と聞こえは良いですが、参加者の過大な犠牲精神の上に成り立ってるわけで、今ひとつ、清くないなぁと思うわけでございます。