店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
そろそろピアノの調律の時期なので、物置状態になっているピアノの回りを片付けなければと思うのですが、逆に物が増えていくばかり。一度、徹底的に断捨離をやらなければなぁ。貧乏性なので、捨てられないのですよね。
お店も18年使ってますので、いろいろ壊れかかってる部分がございます。あるいは、「ここはこうした方が便利そうだな」と思っている部分もございます。修復・改修のための材料を買い込んでは、なかなか実行に移せず、材料ばかりが山積みになっております。
これらの出番待ちの材料を見てますと、何となく、オープン当時を思い出したのでございました。お店の中には何も無く、各お部屋のドアも無い状態。ドアの代わりに暖簾を垂らしまして、建具屋さんからドアが届くのを待ちながら店番をしておりました。
当時38才。元気モリモリでしたので、毎朝午前中は、先日の売上を握りしめ、ホームセンターへダッシュ! 足りない備品を少しずつ購入しておりました。補修・改修なども、自分で出来ることは出来るだけ自分で。やはりホームセンターで材料を購入して、DIYしておりました。
人生、過去の経験が思いもよらぬ形で役に立ったりいたします。若い頃、貧乏劇団に属してました。貧乏なので、大道具の大工仕事、照明の強電知識、小道具の弱電配線、衣装のお裁縫、炊き出しの料理、これら全部が役者の仕事なのでございます。まぁ、これらのほとんどが、今のお店に役立っておりますので、人生、どんな瞬間も手を抜けないのでございます。