店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
内閣支持率の調査では、近年、若い世代ほど支持率が高く、高齢になるに従い下がっていくという傾向がございます。ワタクシが推測するに、ネット世代とテレビ・新聞世代の違いではないかと思っておりますが、どうなのでしょう?
自民党がネットに力を入れてきたというのも関係しているでしょう。それに加え、テレビや新聞が視聴率や購買数を気にするあまり悲観的な報道に終始し、ネットに飛び交う「本音」とは乖離しちゃってるんですよね。若い人ほど、テレビや新聞に不信感を持っているのかも知れません。
このマスコミとネットとの乖離で象徴的な出来事が、トランプ大統領の誕生でしょうか。聖人面で報道を続けるマスコミに対し、本音で語る大統領とネットが同調しちゃったという一面が有ると思いますよ。元々アメリカは、自由・平等を謳っておきながらもドロドロした本音を持っている国ですから。
エジプトで起きた2011年の革命も、ネットによる呼びかけでデモが起き、それが革命にまで進展いたしました。韓国の朴大統領弾劾のデモでは、デモの現場に携帯電話の臨時基地局まで出て通信を確保。さすがの IT 先進国でございます(半分皮肉)。
ネットの恐いところというか、面倒くさいところは、動きの性急さ。とにかく、情報の伝わる速さが速く、リアルタイムですぐに反応が起きる。そのため、フェイクニュースへの耐性も低い。ひとつのデマが一国の存亡を決めてしまいかねない怖さが有るのでございます。
このまま世代交代が続いていきますと、20~30年後くらいかなぁ、ほとんどの世代がネットしか見ないという状況が近い将来にやって来る可能性もございます。その時代には、投票する人も、立候補する人も、み~んなネット世代。そうなると、それはそれで丸く収まるかも知れませんね。
今は、過渡期、ネットなしで過ごしてきた人達(今の政治家・政党)が、いかにネット世代の人を取り込んでいけるかで、今後の政局が決まりそうでございます。と、なると、ネットに詳しい若い人をどんどん抜擢できる政党が、生き残って行ける気がいたします。