店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
オレンジ色のモフモフしたものが雑に巻かれておりますが、まず注目して頂きたいのが、マゼンタ色のハイヒール。クロックス(アメリカの靴メーカー)のハイヒールサンダルでございます。肉離れをやらかしてからは、ふくらはぎへの負担の少ないハイヒールが手放せない、いや足放せないのでございます。
このハイヒールのクロックス、買った当時は、まぁつま先が痛くて痛くて、ろくに履いておりませんでした。その靴箱の肥やしが日の目を見たのは、3年前の前回の肉離れの時。医者に「ハイヒールを履け」と言われて思い出したのがコレ。今回も、大活躍でございます。
さて、写真に写り込んでいるオレンジ色の雑なヤツ。これは、レッグウォーマーでございますね。本来は、ダンサーやバレリーナが足下を冷やさないように付けるものでございます。それが、1980年代にファッションとして大ブーム。つい数年前にも、再ブームがございました。
本当は、このレッグウォーマー、足首を守りたいのでございます。ですので、下までグリグリグリッと下げて履くのですが、このサンダルの形状だとズリ上がっちゃいますよね。まぁ、でも、ジーンズの裾から入ってくる冷気は防げますので、これでもそこそこ暖かいのでございます。
ダンスのレッスンで使っていたときには、ベタ底のダンスシューズの踵(かかと)まで被せて使っていたものでございます。踵の下に被せてしまうとすぐにボロボロになりそうですが、そんなのを気にしないのが”クール”と言って、当時は気取っていたような気がします。
ハイヒールでレッグウォーマーを付けるときは、レッグウォーマーに穴を開けてヒールを通して使うのでございます。想像できますでしょうか? そうすると、ハイヒールを履いていても、足首まで被せられるでしょ。80年代、そんな格好をして街を歩いた覚えがございます。
いやはや、何ともダサイ。ジーンズの裾を無理矢理レッグウォーマーに押し込んでいるのが、痛い。いや、足が痛いのではなく、かっこ悪くて痛々しいという意味でございます。レッグウォーマーってのはタイツとかレギンスの上に付けるものでして、ジーンズの裾を押し込んじゃいますと、もうこれは、脚絆(きゃはん)の世界(笑)。
脚絆、分かりますか? 時代劇で、旅人などが足のスネに巻いている布がございますよね。それが脚絆。同様に、手首に巻いて手の甲をカバーする布がございますが、それは手甲(てっこう)と申します。どちらも時代劇の必須アイテムなのでございます。