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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-10-11 【1話15分というのも、ラクチン】

NHKの朝ドラ『わろてんか』、再放送の『花子とアン』、どちらも子役時代が終わり本編へと入ってまいりました。ただね、『わろてんか』主演の葵わかなさんの顔がどうも現代的で、明治後半とか京都といった空気にどうも馴染まない。違和感を感じながら見進めております。

『花子とアン』は脇役陣の演技に感服。特に妹役の「黒木華」さん、いつ見ても繊細な演技でございます。端っこの方に映り込むだけのセリフの無いほんの数秒のシーンでも、必ず顔で演技しております。それが、上手いのでございます。

この妹が、主人公「はな」と対立することになるのですが、こういった「見ていてイライラさせられる脇役」というのは、物語の中で実に重要なのでございます。というか、話を面白くするために脚本家が意図的にぶっ込む登場人物なのですけどね。

話を一度イライラさせて、それが解消されたときに見ている側はカタルシスを感じる。そういった”手口”でございます(脚本家の方、失礼)。ただね、理不尽なイライラでは、話にのめり込めない。単なるイジワルでは、薄っぺらいカタルシスしか得られない。深い意味のあるイライラと、それを演じられる女優さんとがあって、上手く行く手口なのでございます。

そういった「耐える女」を演じさせたら、黒木華さん、天下一品。日本髪と着物が似合いますし、朝ドラの主役に抜擢されても不思議ではないと思うのですが、地味な顔立ちが災いしてるのでしょうかねぇ? 

お昼のドラマ『トッとちゃん』は、やっと子役の徹子が登場した頃。ご両親の変わったエピソードをもう少し見たいと思いましたが、主役はトッとちゃんですからね。まぁ、仕方がないか。山本耕史が好演しております。バイオリンを弾いてる演技、大変だったでしょうねぇ。オーケストラのシーンでは、他の人の弓の上げ下げに合わせなければいけませんからね(よ~く見てたら、ちょっとズレてた、まぁご愛敬)。

なんか、ドラマのお話ばかりになっちゃいましたね。最近は、夜のドラマにあまり興味を引くものがなく、朝ドラとかお昼のドラマとかを熱心に見ております。夜のドラマが週に1回なのに対して、朝やお昼のドラマは毎日ですから、記憶の新しい内に続きが見られる。雑用の多い毎日を過ごしておりますと、そういった見方が楽かな。では、では。


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