店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
写真で見ると大きく見えますが、写っている紙片はコンビニのレシートでございます。猫ちゃんが通り抜けているように見えますが、上半身と下半身が磁石でくっついているだけ。間に紙などを挟むと、通り抜けているように見えるのでございます。
このグッズ、書店のレジ横に並んでいたものを購入いたしました。全部で6種類くらいあったのをふたつだけ購入。なんか全部揃えたくなってあとから買いに行きましたが、時すでに遅し、売り切れていたのでございます。残念!
若い頃、書店で働いておりましたので、レジ回りのことなど、なんとなく覚えております。レジ横のグッズ、定期的に業者から入ってくるのですが、あっという間になくなるものも有れば、まったく手つかずでレジから消えていくものもございます。確かこれらのグッズ、書店の買い取り扱いだったように覚えておりますが、どうなんでしょうねぇ。
書店で働いていて、一番驚いたのは、出版される本の数。毎日数百冊。毎日ですよ! 出版社の数も膨大で、出版社の一覧表が小冊子になっているほど。当時はネット回線などありませんでしたので、本の取り寄せをする場合は、その小冊子で出版社を確認して、手書き伝票を起こすのでございます。
もう一つ、書店で驚いたこと。それは、本の原価率の高さ。当時、ほぼ8割が原価だったように覚えております。1000円の本を売っても、利益は200円ちょっと。レジの締(し)めもやっておりましたので、1日の売上も分かる。原価率から利益を計算し、自分の給料とか考えると、なんか申し訳なくなった覚えがございます。