店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
この2人、お互いに相手に心を寄せておりながら、どちらも若い頃に失った最愛の人への気持ちを捨てられなく、相手への告白に二の足を踏んでおりました。で、とうとう、お互いに気持ちを告白するシーンが登場したのでございます。
シェフ「私は愛子さんにとって、世界で2番目に好きな男性で構わない」
愛子 「はい、私もそうなりたいです」
シェフ「お互いに、出来なかったこと、してみませんか?」
「諦めていたこと、取り戻しませんか?」
愛子 「はい、したいです」
シェフ「うん、よろしくお願いします」
愛子 「よろしくお願いします」
こんな、やり取り。2人とも、かつて失った人への想いが強すぎて、新しい恋へ足を進めることが出来なかったのでございます。しかし、シェフが「2番目でいい」と切り出してから、2人とも亡き人の呪縛から解き放たれるのでございますよね。「2番じゃダメなんですか?」、まぁ、どこかで聞いたことがあるようなセリフではございますけどね。
さて、このセリフで思い出したのが、最近の不倫騒動。そもそも、不倫を「悪」って定義するのも、エゴでございます。「自分が1番じゃないのがイヤ」という思いが、不倫を悪としてしまうのでございます。独占欲でございます。
だから、もし金メダルじゃなくっても、銀メダルをキープしておけばいいと思うのでございます。ここで欲かいて金メダルを取りに行くと、その浅ましさが逆に働き、銀どころか表彰台まで失うやも知れません。また、2位をキープしている間に、1位がずっこけるという場合もございます。
不倫と似たようなもので、「三角関係」というものがございます。三角関係は、さらに人間関係が複雑。三角形ってのは角がとがっておりますように、人間関係もトゲトゲしくなるのでございます。もし車のタイヤが三角形だったら、とてもスムーズには走れません。