店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
トランペッターの日野皓正さんが、話題になっております。中学生にビンタをしたとか。まぁ、中学生も反省してますし、中学生の父親も当然だと言っておりますし、これ以上新たに騒ぐことでもないような気がいたします。
母親にビンタされたのは2回。どちらも小学校低学年。小学校の集団下校の途中に行方不明になり、家に戻ったらいきなり母親にビンタをされたのでございます。ワタクシは、多分、何かを見つけて追いかけていったのでしょう。ただ、このビンタで、「下校途中で行方不明になるのは重罪」ってのを学習したのでございます。
もう1回は、旅行先で。川下りがある場所なので、岐阜当たりかなぁ? 川辺で遊んでいたら、地元の子供と仲良くなったのでございます。地元の子供がヒョイヒョイと崖を登っていくので、ワタクシも付いて登って行き、崖の頂上に二人で腰掛け、眼下の川下りを眺めておりました。
すると、川下りの乗客が、崖の頂上に座る子供たちを目撃。危ないということで、その後警察に通報(通報されるほど危険な場所だった)。ワタクシとその地元の子供は、おまわりさんにこっぴどく叱られることになったのでございます。迎えに来た母親に、やはりビンタ一発。このビンタで「命がけで遊ぶのは重罪」ってのを学習したのでございます。
この事件のちょっと前に、体育の授業中にワタクシは窓ガラスを割ってしまっているのでございます。その時は、きちんと担任の先生に報告いたしましたよ。すると、授業中の出来事なのでお咎(とが)めなしの無罪放免。
単細胞の当時のワタクシ、この時に「学校の窓ガラスを割っても無罪」という定理が脳裏に刻まれるわけでございます。で、その後、休み時間でのガラス破損事件でも「無罪」という勝手な理屈で放置。ビンタされることになるのでございます。このビンタで「無条件の定理など有り得ない」ってのを学習したのでございます。
同級生からのビンタは、小学四年生でございます。ある同級の女生徒(スケバン風)から、軽いイジメを受けておりました。なぜか、放課後に待ち伏せされて、なんか訳の分からないことで叱られて、ビンタをされる。そんなことが時々ございました。
それがね、そんなことが何日か続く内に、その待ち伏せが嬉しくなって来るのでございます。友人等が「逃げればいいのに」と助言するも、雪女に導かれる旅人のように、ワタクシはその女生徒に吸い込まれていったのでございます。
母親の仕事の都合で転校することになり、そんな奇異な関係は1ヶ月ほどで幕を閉じることに。ビンタという行為ではありますが、両者には何かしら心引かれる衝動が有ったのは間違いなく、小学四年生にして、このビンタで「SMの原点」を学習したのでございます。
ワタクシのビンタ体験は、こんなところかなぁ。親や先生や他人も含め、もし大人が子供をビンタするとしたら、それは子供の生命の危機に関する時かなぁ? 子供ってのは危険なことに関して鈍感ですからね。危ないことをしたときには、痛みで覚えさせるってのは必要だと思っております。