店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
トランプさんが、パリ協定から離脱するウンヌンの騒ぎを起こしております。な~んかね、FBIの件で突っつかれておりますので、話題そらしの感も否めませんが、まぁ、選挙前の公約でも言っておりましたから、本気なんでしょう。
マスコミはこぞって「地球温暖化問題に逆行」と騒ぎ立てておりますけど、アメリカにはアメリカの事情が有るでしょうしねぇ。と、まぁ、ワタクシがちょいとトランプ寄りの考え方なのは、京都議定書とかパリ協定に「?」と思っている部分があるからでございます。
排出量の計算って、出している部分だけしか計算しませんよね。しかし、広大な森林は大量のCO2を吸収いたします。これは、計算に入れないのですよね。アメリカ・中国なんてのは排出量も多いけど、広い原生林を考慮に入れたら、どうなるのでしょうねぇ。もっとも、これやると、日本はかなり不利になりますけどね。
あとね、排出権取引なんてものがありまして、排出権を商品のように売り買いしちゃってる。これが有るためにボーダーラインを思いっきり下げられますので、まぁ少しは効果は有るとは思うのです。しかし、発展途上国が排出権を買って貰うために目をウルウルさせながら日本にすり寄ってきているような気がして、どうも気分が悪いのも事実でございます。
政権交代時に、「CO2を25%削減!」なんて格好つけちゃった人がいましたけど、あれを喜んだのは多くの発展途上国。絶対不可能な数字ですからね。当然、発展途上国で余っている排出権を日本は買いまくることになる。発展途上国にしてみれば、棚からぼた餅。国連の会議場で、小躍りして喜んでいる発展途上国の代表らの姿、今だに覚えております。
中国は、まだまだ排出を下げられるでしょうが、日本とかアメリカは、すでに最新の技術を導入しまくってギリギリまで下げている。この状態からさらに下げるというのは、コストばかりかかって実に現実的では無い。というので、トランプさん、強権を発動したのでしょうねぇ。いや、ほんと、分からんでもない。日本も格好つけないで、恥も外聞も脱ぎ捨て、「無理!」って叫んでもいいと思う。