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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-03-03 【水商売の聖地と言えば?】

今日は遅い時間にノンビリしておりまして、何気にフラッと『ドキュメント72時間』という番組を見ておりました。タイトルは「黄金の串カツ」。何が出てくるのかと思いきや、冒頭の映像が「田舎町に巨大な赤い鳥居」が。一目で岐阜県の「お千代保稲荷」だと分かってのでございます。

「水商売の聖地」と言っても過言ではないお千代保様、イスラム教徒がメッカを目指すように、中部地区の多くの水商売関係者がお千代保様を目指すのでございます。月末にお参りに行くと御利益が大きいということで、毎月末は大変な混雑。番組は、その混雑を狙って3日間のドキュメントを撮影したようでございます。

ワタクシも水商売の頃は何度も通っておりますので、馴染み深い参道の商店街の姿。その中に大繁盛の串カツ屋が有るそうでございます。ワタクシが参拝したときには、なまず料理の店に入るのが常。串カツ屋は覚えておりませんねぇ。あまり混んでいるので、いつも敬遠していたのかも知れません。

ずっと後から知ったのでございますが、お千代保稲荷は「お参りをした後はお金を使っちゃいけない」らしいのでございます。お参り後にお金を使うと、御利益はそのお金を使った場所に置いてきてしまうなんて言われております。それで、人によっては先に買い物や飲食の予約・支払を済ませ、お参り後にゆっくり食事をして帰っていくという人もございます。

まぁ、これを忠実に守ろうとすると、かなり大変。交通機関で来ている人は、お金を使わないわけにいきませんものね。冒頭で紹介した番組の様子でも、そんな言い伝えを守っている人は少なそうでございます。あれだけ魅力的なお店が並ぶ商店街ですからねぇ、お参りの後とか先とか、気にしてられないですよね(笑)

あの商店街の中に、招き猫の専門店がございました。そこで購入した「芸者姿の招き猫」、何十年も大事に飾っております。東京へ行けば、大事に抱えて東京へ持っていき、名古屋へ逃げ帰るとき(それも2回)も、大事に抱えて持って帰ってきたのでございます。今は、お店の事務所の中に、大事に飾られております。

お千代保さん、また行きたいのですけどね、なんせ交通の便が悪いところに有り、しかも月末の深夜に行こうとすると、車以外に手段が無い。そんかわり、近所の白山神社へ通わせていただいております。

あ~、あの串カツ、美味しそうだったなぁ。そういえば、熱田神宮の「初えびす」でも串カツ屋が大繁盛。縁起物と串カツ屋は、相性が良いようでございます。では、では。


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