店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
「横綱 稀勢の里」が誕生するようでございますね。優勝した瞬間に、その話が持ち上がっておりましたから、早いと言えば早い。今までさんざん慎重に審議してきたのは何だったんだという、疑問の声も出たりしております。
琴奨菊の優勝が、ちょうど一年前。優勝はしたものの、その後、振るいませんでしたからねぇ。一方稀勢の里は、優勝こそ逃すことが多かったのですが、コンスタントに12勝程度を続けております。野球で言えば、首位打者は取れないけど3割は常にキープしているって感じでしょうか。
あと、星取り表を見返して思いましたが、とにかく稀勢の里は休まない。他の横綱・大関がちょこちょこ休場しているのに対し、稀勢の里の星取り表には、お休みに「や」の字が全く無い。調べますと、今までに休んだのは1日だけとのこと。星取り表の上では「不戦敗」扱いですので、実際に「や」の字がつく休場は、1回もないそうでございます。
これで連想されるのが、「イチロー」でございますね。彼も故障知らず。小さな怪我はしているのでしょうが、大きく休み混むというのは、あまり記憶が無い。普段の準備のたまものなのでしょう。そう考えると、稀勢の里の日々の稽古などの行いにも、イチローと通ずるものが有るのかもと想像するのでございます。
イチローは、年齢的なものも有り成績こそ人並みになってしまいましたが、メジャーリーグチームの多くが、彼を欲しがっております。イチローのストイックさというか野球に対する「真摯な姿勢」が、大きな魅力なのだそうでございます。「イチローがいるだけで、チームの雰囲気が変わる」という、数字的な成績以上の効用が、イチローには有るのでございましょう。