店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
先日、VIPルームのシャワーホースのことを書きましたら、お店の掲示板の方に、「VIPルームのバスルームの排気口のホコリをなんとかしてくれ」というご指摘をいただきました。掲示板を確認したのが、営業終了後の深夜1時過ぎ。慌ててVIPルームへ行ってバスルームをのぞきますと、まぁ、なんともひどいホコリ。深夜ではございますが、すぐに掃除機で掃除を始めたのでございます。
掃除機で、吸う、吸う、吸う、吸いまくる。何やら天井全体がホコリっぽいので、天井全体も掃除機で、吸う。剥がれかけたペンキのかけらが、ボロ、ボロ、ボロ、と落ちてくる。顔にかかる、頭につく。真夜中に、バスルームの天井と格闘をしておりました。
8cm四方くらいの四角い排気口。ファンは付いておりません。屋上の共同煙突の先端に大きな排気ファンが付いておりまして、強制排気をしております。その四角い穴から奥をのぞきますと、奥にもホコリが見える。ネジ止めされているスリットを外して、奥のホコリも掃除してみようと思ったのでございました。
ネジは4つ。順番に外そうといたしましたが、ひとつ目のネジは、やたら新しくて長い。ふたつ目のネジ、これは「効いてない」。穴がバカになっている。しかも、ちょっと短め。このあたりで、少しいやな予感。みっつ目のネジに取り掛かります。ネジの頭の上にペンキが塗られている。つまり、建築当初から多分一度も緩められていないネジ。
あるネジはピカピカの長くて近代的なネジ。一方、建築当初から一度も触られていないネジもある。飾りだけでバカになっているネジ。ここらあたりで、嫌な予感、最高潮。過去の誰かが、このスリットに苦戦した形跡でございます。ペンキ付のネジを恐る恐る外してみる。取りあえず、このネジは効いている。ペンキの粉がハラハラと落ちていくのでございます。
最後のネジ、これが問題。ゆっくりと緩めていく。ネジが浮いてくるに従い、天井裏で何か固定されていない金属物が動く気配。これは、ヤバイ。このネジは、スリットと天井を貫通した後、何かしらの金属物に接続されている。しかも、手の感触から、その金属物は固定されていないのは明らか。