店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
新人さんが入ってまいりました。最初の写真は店内でワタクシが撮影するのでございますが、これが、どうも、コンパニオンを緊張させてしまい、うまくいかない。ストロボを2灯ほど立てまして、ミラーレス一眼で撮影するのですが、この仰々しい撮影風景が、ますます緊張感を高めてしまうのかもしれません。新人さんが落ち着いたら、リラックスした写真を撮り直したいと思っております。
フロントで並んでいる写真でございますが、昔は、「本当の」ポラロイド写真を使っておりました。ポラロイドのフィルムが製造終了してからは、パソコンにて「ポラロイド風」のプリントを作製しております。ですので、本当のポラロイドを使っていた頃は、もう大変。ポラロイドフィルムってのは、ちょっと「お高い」。そして、フォーカスがちょっと甘め。まぁ、ホンワカとした柔らかい写真が撮れて、それはそれで良かったのですけどね。
あと、ポラロイドフィルムってのは、夏と冬で色が変わったりする。撮影後の色が定着する時の温度が、色味に影響するようでございます。それを利用して、撮影後に手で温めたりライトにかざしたりして、黄色がかった健康的な色味を狙ったりもいたしました。狙い通りに仕上げるのは難しかったですけどね。フィルもの「鮮度」も色に影響しておりました。こう考えると、アナログのフィルムってのは、まさに「生もの」でございます。
それとですね、撮影のときに、「カメラのレンズに視線を送る」というのが、もはや常道ではなくなっている事に気づかされるのでございます。スマホですと、レンズ小さいですし、自撮りだったりすると、多分、レンズよりも画面を見ちゃう人が多いはず。レンズを意識して写真を撮るという感覚は、薄れていっているのでしょう。ですから、なおさら、一眼のデッカイレンズで迫られると、緊張しちゃうかもしれませんね。