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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2016-09-13 【稀勢の里も琴奨菊も、太りすぎ】

ワタクシ、秘かに、秘かに、「隠岐の海」を応援しております。関取の方って言いますと、だいたい朗らかなまん丸い顔立ちの人が多いのですが、隠岐の海関は、チョイ悪風のニヒルな顔立ち。そんな顔立ちに引かれております。

この隠岐の海関、ずっと番付の前頭上位をウロウロしている。それが何とも歯がゆい。前頭上位・小結あたりの位置ですと、序盤・中盤戦で、横綱・大関といった上位陣と一通り当たるわけでございます。だいたい、その上位陣に手こずって負けが越し、終盤で星を稼いで、ひと場所終わってみれば、なんとなく帳尻が合っている。そんな星取りを繰り返しております。

ただ、上位陣に手こずりながらも、時々、白鵬や日馬富士から金星を取るという、小粒でピリリと辛い山椒のような関取なのでございます。そして、昨日・本日と、2日連続の金星。上位陣に手こずることが多い隠岐の海関としては、異例の大活躍なのでございます。

初日には、横綱をめざし1敗も出来ないという状況の大関稀勢の里を下し、2日目は横綱鶴竜関を下し、通算三つ目の金星。この時点で、「明日の日馬富士戦、2日連続の金星も有るぞ」という期待でワクワクでございます。なぜならば、隠岐の海関は日馬富士関には二連勝中。ここのところ、めっぽう強いのでございます。

「有るぞ、有るぞ」と思いながら見ていた本日。危なげながら、見事金星。いやぁ、やりました。こんな隠岐の海関、見たことない。いつもは上位陣に手こずって星を落としておりましたが、今場所は行けるかも。そんな勝手な期待を抱いちゃうのでございます。

でもねぇ、今までのノラリクラリとした星取りを見ておりますと、隠岐の海関、「これで満足」って思っちゃわないでしょうかねぇ。序盤・中盤戦で星を落とさなければ、今場所の優勝も夢じゃないのでございます。しかも、白鵬関は休場。大関陣もポチポチと星を落としている。チャーンス、大チャーンスなのでございます。

土俵際に追い詰められても、柔らかい体を活かして粘り強く大逆転を狙う。そんな取り組みが多い隠岐の海関。今場所も、粘り強く、終盤まで優勝争いに加わっていて欲しいのでございます。稀勢の里関や琴奨菊関も、横綱昇進を期待されながら、大事な場面でアンフォーストエラー(凡ミス)を繰り返しております。

ここは、そんな大関陣を横目で見ながら、隠岐の海関にはちゃっかり大関昇進、そして綱取りを目指して欲しいのでございます。土俵際の粘り強さの様に、粘り強く昇進していただきたい、そう願いながら、明日以降の取り組みを観戦することにいたしましょう。お願い、期待を裏切らないでね、隠岐の海関。


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