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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2016-08-15 【相手が気になり、相手を認めているからこそ、好き嫌いが発生するのですよね】

今日は「終戦の日」。某野党の党首が、いつものひとつ覚えの連呼。「憲法改正を行えば、戦争が始まる、絶対に憲法を改正させてはいけない」とのこと。野党のこういった思考停止した主張に、もううんざり。国民は、そこまでバカじゃないですって。

憲法9条の問題は「拡大解釈がいくらでも出来るあの曖昧な文章」に有るわけで、戦争を起こさないと主張するのであれば、その主張に沿った方向性への憲法改正を求める事も出来る。それを「改正させない」という主張で固まっていることに、日本の野党の思考停止を感じるのでございます。

与党の暴走を防ぐためにも、野党のチェック機能は必要だと思いますよ。でも、あのレベルでは与党のチェック役にもならないのでございます。日本の野党のみなさん、「極論的、衝撃的な言葉で有権者の注目を引く」というのは、ゴシップ雑誌の見出しと変わらないのでございます。もう少し、論理的な主張をお願いしたいのでございます。

話は変わって、木村拓哉。なんか、すごい悪者になっておりますね。反体制が理解され、体制の傘の下に身を寄せた者が悪者扱いされる。う〜ん、60年代安保闘争のようでございます。これは、独身者(他4人)と家族持ち(木村)の考え方の違いなのでしょうかねぇ? 家庭の有る木村は、1〜2年干されることを覚悟で行動するのは、躊躇したかもしれませんね。

ただ、役者としては、悪者のイメージが付くというのは、悪いことではございません。むしろ、いろんなイメージが張りついていた方が、演技の幅は広くなるってぇもんでさぁ。

逆に、善人のイメージが強すぎると、悪人が演じにくいのでございます。これのいい例が、向井理さん。「いい人」のオーラが出過ぎていて、チョイ悪の演技をしていても悪いことをしているように見えない。するともらえる役がだいたい決まってきてしまう。脚本家も、このキャラを見据えて脚本を書くようになる。決定的な大スターでない限り、「善人キャラ」というのは演技の世界では損をするのでございます。

さて、SMAPの不仲説。長年いっしょに行動していれば、仲が悪くなったりしますよね。風俗店や飲食店でも、そういうことは時々ございます。ただの「好き嫌い」のレベルであれば、お互いが距離を取り合い、大人の行動をしている限り、特に問題はございません。好き嫌いは誰にでもあることでございます。

それが、「同じ空気を吸うのも嫌だ」なんていう破局寸前夫婦のような感覚になりますと、事は重大。些細な出来事が、どんどん両者の「恨み」に変わっていく。両者のマイナスのオーラが核融合を起こすわけでございますね。

普通、系列店の有るような大きな店ならば、どちらかを他の店に移すなんてことを良くやります。当店も、2号店が有った頃は、時々、この手法を使わせていただきました。それが出来なければ、出勤シフトをずらすとか、待機場所を分けるとか、出来るだけ両者の接点を減らすように配慮するわけでございます。

ちょっと営業的なお話になっちゃいますが、「相性の悪いものをほどよい距離で競走させる」というのは、営業的には非常にプラスになることが多いのでございます。ちょっとしたライバルがいた方が、張り合いが出て努力しますし、それぞれ本人の魅力も高まっていくのでございます。まぁ、一触即発で爆発して、何もなくなってしまうというリスクは有るのですけどね。きっと、スポーツなんかでも、同じなんでしょうねぇ。

漫才コンビが本業をほとんどやらず、それぞれが独立して仕事を受け、でもコンビを解消したわけではない。こんな例は、いくらでもございます。SMAPも、どこかの時点で、個人営業メインに移行していけば良かったかもしれませんね。でも、それをやるには「SMAP」の商品価値が大きすぎたのでしょう。逆に、SMAP解散後は、個々のメンバーがもっともっと輝いてくるかもしれませんよ。って、ちょっとプラス思考で考えすぎかな。といったところで、では、では


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