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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2016-08-13 【実は、ワタクシのニューハーフデビューとSMAPのデビューは、同じ年】

錦織・マレー戦を観戦しておりましたら、テロップのニュース速報が入ってまいりました。「SMAP解散」とのこと。まぁ、色々ありましたから、驚きゃしません。

メンバーのコメントや詳細が、ポロポロ入ってまいりますと、どうやら事務所には留まる様子。う〜ん、そうかぁ。あの事務所にいてこそうまく行く人もいるでしょうが、ワタクシ個人的には、木村拓哉は独立した方が、新しい芽が出るような気がするのでございます。

よく、「木村拓哉の演技は、何をやっても同じ」と言われちゃいますが、あれも気の毒な話でございます。事務所があのようなキャラで売り込んでいるわけでございますからね。そのキムタクキャラがはまり役のいくつかのドラマもございます。そういうものは、それでいいのでございます。加山雄三も石原裕次郎も、まぁ、何をやっても同じでございましたからね(失礼)。

あの事務所のタレント主演のドラマは、どうも「ヤッツケ感」を感じるのでございます。これは推測ですが、厳しいスケジュールの合間の撮影で、十分なリハーサルやテイク数を得られないのではないでしょうかねぇ? そうだとすると、本人もスタッフも悪くない。ドラマに本腰を入れていない事務所の問題でございます。

SMAPやそして「嵐」も、そのメンバーがドラマに出演した場合、極端なキャラ設定の場合が多い。まぁゲスな勘ぐりですが、「細かい演技指導をしなくてもいいキャラ設定」ではないかと。とは言え、嵐の中でも「相葉雅紀」さんは、自然な演技で好感が持てるかな。あと、「本当はやれば出来る子」なのが木村拓哉だと思っております。

木村拓哉主演の映画『武士の一分』がございます。監督は山田洋次。この映画での木村拓哉は、ほぼ、キムタクキャラを封印しております。山田監督の、徹底した演技指導があったのかと想像できます。柔らかい自然な演技で、良い感じで山田作品の中に溶け込んでおりました。これは「事務所 vs 山田洋次」という裏の戦いが有ったかどうかは知りませんが、山田監督の大勝利でございます。

さらに、最近の木村拓哉のテレビドラマで『アイムホーム』がございました。これは、悪人を演じるという、木村拓哉の初期時代を除けば画期的な出来事。このドラマでは、ひとりの人間の善人部分と悪人部分を演じ分けるという、まぁ役者としてはやり甲斐のある面白い役でございます。「何をやっても同じではない木村拓哉」をかいま見たのでございます。

こと、「ドラマでの木村拓哉」を考えますと、明らかに事務所は「サイドビジネス」としか思っていない。CD売上やコンサートこそがメインビジネスだということ。ですから、そのメイン業務に相反する行いは、たとえドラマのキャラでも許さない。ということで、事務所側から脚本・演出に何かしらの注文が出ているのではないかなと予想できるのでございます。あの事務所のタレントは、役者業に関しては大きな制約を受けているのではないでしょうか。

頑固な演出者(監督)の元で、事務所の横やりを受けず、じっくりと作品に向き合えば、木村拓哉にはまだまだ開花していない芽が残っているような気がいたします。そんな可能性を信じて、木村拓哉こそ、独立して欲しいのですけどね。あるいは「SMAP」というメイン業務が無くなった今後こそ、新しい芽が吹くチャンスなのか、そうとも思えます。木村拓哉の今後の動向、そして出演作品が気になるのでございます。


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