店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
裁判にもかけずにいきなり殺害ですか。アメリカの「復讐」ですね。もっとも、東京裁判の例もあるように、裁判をやったところでまともな裁判が行われるとも思えませんけどね。大統領選挙を控えてのパフォーマンスなのでしょうか。あるいは、需要拡大のために戦争をやりたがっているのでしょうか。「あれ?」と思う部分もございますが、でも、アメリカのやることが「正義」であり、アメリカのやることが「ルール・ブック」。そう、アメリカは「ジャイアン」なのです。
原発問題でも、地震の直後にアメリカは冷却剤の提供を申し出てきております。福島第1原子力発電所で何が起きていて、これからどうなるか、それを震災直後にアメリカは読み透かしていたのでございます。ワタクシは心が斜めですから、これをナナメに見ちゃいますよ。ここでもし素直に日本政府が冷却剤を使ってくれれば、アメリカは日本に大きな恩を売ることが出来る。仮に、日本政府が自分で収束しようとしてグダグダになり日本独自の産業が停滞するようなことになっても(←いまココ)、アメリカは全然困りゃしない。むしろ日本の企業に食われている市場を取り戻すいいチャンスだと思うでしょう。どう転んでも、日本はアメリカの手のひらの上で転がされている。どうしてこうなるかというと、日本が純粋に国益を追求していないからでございます(誰が何を追及しているかは、また別のお話で)。逆に言うと、「どう行動すればアメリカの利益になるか?」といった国益主義と、根っからのヒーロー願望、そういったものがアメリカの行動原理の源なのでございます(アメリカの人が読んでたら、起こるかな)。
広島と長崎、どうしてふたつの原爆が落とされたか知ってますか? 威力を誇示するだけなら、一発で十分ではと思うでしょ。当時アメリカは、ウラン型原爆とプルトニウム型原爆の二つを開発したのでございます。両方を実験するためには二カ所に落とす必要があった、ということでございます。でも、それはアメリカの正義。日本は何十年も「どうして原爆を落とされたか」「どうして戦争に迷走していったか」を疑い続けてまいりましたが、アメリカにとっての原爆投下は疑う余地のない正義。この「疑わない正義」というのが、アメリカをジャイアンにしているのでございます。日本がアメリカとつきあう際には、「相手はジャイアン」と思っていなければ、対等のおつきあいなんて出来るわけないのでございます。