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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2010-03-17 このシステム、まず政治家に使用してもらいたいものです

普通、税務署からの郵便物というのは、あまり嬉しくないものでございます。ところが、本日の郵便物は、チョット嬉しい税務署からの郵便物でございました。還付金の振込のお知らせでございます。もっとも、お店の膨大な税務処理はワタクシがやっているわけではございません。というか、無理! つうことで、税理士さんに“丸投げ”しているのでございます。

お店の毎日の営業記録と必要経費の領収書、これを税理士さんに定期的に渡すわけでございます。で、あとはぜ〜んぶ税理士さんが計算してくれる。と書くと簡単ですが、この領収書というのが、膨大な量がある。下の写真を見ていただくと分かりますが、左側の店舗名が書いてあるもの2冊が営業記録の1年分。1日1枚使いますので、各店舗ごとに365枚有るわけでございます。

そして、真ん中にある「領収書」と書かれたファイルが、当店の1年分の領収書。光熱費や広告費、各種備品代からコンビニのレシートにいたるまで、すべての領収書を1年分ファイリングすると、この量になるのでございます。で、営業記録と領収書を元に税理士さんが作成した帳簿が、右側の青い表紙のファイル2冊。

毎年領収書を整理していて思うのですが、この領収書、いい加減に大きさを統一してもらえないものでしょうかねぇ。各店舗ごとに大きさや書式がバラバラなんてのは、本当に意味がない。せめて、3〜4種類ぐらいの大きさで、書式もある程度決めておいてもらえると、管理もファイリングもしやすいのですけどねぇ。

あ〜、あと、こんな事も考えた! 今、ポイントカードってのは当たり前になってるでしょ。あれの領収書版。ものを買ったとき、領収書をもらう代わりにそのカードを差し出す。お店がそのカードをレジに通すと、そのカードに支払いの情報がインプットされるというもの。さぁ、どうだ、このアイデア。カードの中で金額はデジタルデータになっておりますので、集計も楽。領収書を1枚ずつ確認して表計算ソフトに入力するなんて“原始的”な作業は、もはや必要ないのでございます。申告も今は電子申告の時代、領収書もデジタルにするべきでございます。

でも、デジタルデータというのは複製や偽造の心配がございます。カードの情報を操作して悪さするヤカラが出るやもしれません。ではどうするか? その領収書カードの中にはデータを置かず、ID番号のみを記録しておくのがよろしいでしょう。データの保存は、すべてどこかのサーバが行うのでございます。コンビニのようなPOSシステムであれば、直接サーバへアクセス出来るでしょうし、ネット通販のような場合は、購入時にID番号を知らせておき、販売店またはカード会社がサーバへアクセスするようにすればいい。

さぁ、こういったシステムに当てはまらない小さなお店も、多数ございます。ただ、最近はかなり小さなお店でもレジスター機を導入しております。そこで、そのレジスターに“バーコード入りの領収書機能”を標準化させるのでございます。バーコードが入っていれば、データ化するのは簡単なこと。その領収書のサーバ登録を、コンビニなどで代行するということも実現可能なのでございます。

さらに、自動引き落とし等も、最初に領収書カードのIDを登録しておけば、引き落とし時に自動的にサーバ登録でございます。あ〜、もう、何もかもドンドン簡単になっていく。そんな夢のような時代が来ないでしょうかねぇ。これだけコンピュータによる処理が発達していて、どうして「領収書」だけは、あんな原始的な方法なのでございましょう。まぁ、「領収書カード」は無理としても、領収書の書式や大きさを、ある程度決めていただくというのは、ぜひともお願いしたいのでございます。

営業記録と領収書など。


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