店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
本日の朝は、撮影スタジオへ出向きまして、宮里裕香の写真を撮って参りました。ヘアメイクさんがいるスタジオでございまして、フルメイク・ヘアーセットまで全部やってもらっての、写真撮影でございます。さっそく、宮里裕香の写真を更新しておきましたので、ごらんになってくださいませ。
風俗店の写真にもトレンドみたいなものがございまして、かつてはスタジオで撮影したキンキンに明るい写真が風俗写真のテンプレートでございました。写真を白っぽく焼くことを「白飛ばし」あるいは「飛ばす」なんて申しまして、今でも、風俗雑誌の広告は、飛ばしまくりの真っ白な写真が定番でございます。フィルムがメインだった時代には、この「飛ばす」という技術、やはり、大型ストロボを使用出来る撮影スタジオならではのお家芸で、風俗嬢の写真は、もっぱら撮影スタジオで撮るのが当たり前でございました。
さて月日は流れ、世の中はデジタル時代に。フィルムもデジタルデータに置き換わり、携帯電話にもカメラが搭載される時代がまいります。風俗店がホームページを持つのは当たり前になり、風俗嬢などもブログなんてぇものを始めたりいたします。そのブログなどでメインとなる写真は、いわゆる「写メ」というやつ、携帯電話で気軽に撮影した写真でございます。風俗嬢が独自のブログなどでオープンしたり、または最初から写メをメインに使う風俗店のホームページなどもございます。
写メの利点は、「信憑性」でございます。キンキンに飛ばした写真に比べれば、写メというのは実に現実味があるのでございます。かつて、この現実味のある写真の代名詞として「ポラロイドカメラ」というものがございました。で、ここでなぜ「信憑性」が重要になってくるかと申しますと、写真には「修正」というごまかしの技術があるからでございます。「飛ばす」という技術も、一種の良心的ごまかし。写真がデジタルデータになってからは、骨格を変えたり目鼻の位置を移動したりなんてのは、ソフトさえあれば朝飯前。世の中に修正写真が横行しているからこそ、写メのような信憑性のある写真が重宝されたりするのでございます。