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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2009-01-27 用件を聞こうか...トイレ?!...この依頼、何かが匂うな

本日はトイレのお話。

漫画家「西原理江子」さんに言わせれば、「ふきそこねた尿汚れは石化し、永遠に匂い続ける芳香剤になる」とのこと。(『毎日かあさん』第五巻より)

当店のトイレもその状態。いえ、ちゃんと毎日掃除してますよ。それでも、どうしても匂いが残る。これはきっと、隙間の奥深くに入り込んだ汚れが鍾乳洞の石灰岩のように結晶化し、空気中の水分を取り込みながら毒素をはき続けているに違いない、そう思ったのでございます。

そこで、本日は意を決して新兵器の投入でございます。その新兵器の名は「カビキラー」。いままでその強力な威力のためバスルームにしか使われなかった最終兵器、その最終兵器をトイレにつかうことにしたのでございます。

狙う標的は便器と床との隙間、そして壁と床の角でございます。ダテに毎日掃除をしておりません。狙った標的にピンポイントでカビキラーの泡を命中させていくさまは、まるでゴルゴ13のようでございます。「俺の後ろに立つんじゃねぇ」と言わんばかりにカビキラー放射を続けておりますと、何やら異臭が...そして目がチカチカと...

そう、明らかに健康を害する化学反応が起こっております。あの「まぜるな危険」という名文句の、その危険な状態でございます。匂いはどんどん強烈になってまいります。バスルームならば水をかけて流すことも出来ましょう。ところがトイレの床でございます。どうしようもございません。

その後のワタクシは、まるでスクランブル発進の自衛官のような機敏さで動き回っておりました。玄関そしてすべての窓を開放し、扇風機を持ち出してトイレ内へ新鮮な空気を強制流入、ぞうきん用タオルを数枚ほど濡らしまして、息を殺し目を細め、電光石火のごとくにトイレの床を拭きまくったのでございます。

きっと、普段の掃除に使っている洗剤が床の上に皮膜となって残っており、今回のカビキラーと反応したのでございましょう。いやはや、死ぬかと思ったのでございます。というか、こんなんで死人とか出たら、本当にシャレにならないのでございます。

おかげさまでトイレの床、かなりきれいになり匂いもなくなりましたが、みなさま方、洗剤等は、使用上の注意をよく読んでつかって下さいませなのでございます。けっしてよい子はマネをしないように。いや悪い子もマネしちゃいけませんよ。ホント、危険ですから。


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