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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2008-12-09 トヨタ城下町在住といたしましては、複雑な心境でございます

そういえば、ホンダがF1グランプリから撤退するそうでございます。アメリカの自動車三大メーカーは今や存亡の危機に立たされておりますし、トヨタは先日、一兆円の下方修正を行っております。これから数年間は、自動車メーカーにとっては氷河期となる予感なのでございます。そのような時期でのホンダの撤退、致し方ないのでございましょうが、ワタクシなどは、むしろホンダは運が良かったと思っているのでございます。

長らく、日本のF1界はホンダ主体で動いておりました。しかし、そのホンダ主体の体制にトヨタ勢がジワジワと食い込み、ここ数年前からはその立場が逆転しております。そういったいきさつや現状のトヨタのF1への貢献度などを考えると、トヨタはいくら苦しくてもなかなか撤退できないでしょう。

それに比べると、ホンダはすでにお株を取られた状態でございますし、あとくされもございませんので、あっさり撤退を決めることが出来たのではないでしょうか。ここで、スパッと撤退を英断出来る状態にあったこと、ホンダとして幸運でございます。逆に、F1というお荷物を背負い続けなければならないトヨタは、判断の時期を誤るかもしれません。

昨今の世界的な自動車メーカーへの大打撃を考えますと、来年のF1グランプリの開催は、危ういかもしれませんねぇ。高価な部品を惜しげもなく使うというのがF1のイメージですが、これからはF1の世界もエコが先行して、節約ムードになるかもしれませんよ。


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