店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
DaiGoが四面楚歌の大バッシング! 知らない人には、何のことだか分かりませんよね。DaiGoというメンタリスト(?)がYouTubeでした発言で、大炎上しております。自身の動画の中で、「ホームレスの命はどうでもいい(死んでもいい)」という発言をしたそうでございます。それで、弱者支援団体から謝罪を求められております。
同じ「○○は死んでもいい」という一節ですが、ちょっと違って感じられませんか? 死んでもいい命なんて有るわけないのですが、人間というのはそこまで理性的に考えられなかったりいたします。みんな心のどこかに、「悪は追い込んでいい」と無意識に思っていませんか?
DaiGo氏は、「死ねばいい」とは言っていない、「死んでもいい」という表現でございます。前者は「願望」、後者は「無関心」ということ。他人の死を望む事は責められてしかるべき。でも、他人の死に関して無関心でいることが、それほど追い込まれることでしょうか。
去年の11月、東京都内のバス停で、60代のホームレスの女性が殴られて死亡するという事件がございました。犯人の言い分は、「邪魔だったから殴った。痛い思いをすればいなくなるだろう」というもの。あるいは、河原のホームレスを襲撃して死なせてしまうという事件も起きております。
DaiGo氏の「ホームレスの命はどうでもいい」という言葉。世の中に、秘かにこの言葉に同調している人がいないと、どうして断言できるでしょう? 世の中で秘かに思われていることを、DaiGo氏が代弁したに過ぎないのでございます。DaiGo氏の炎上問題に関しては、必要なのは追い込みではなく「議論」でございます。