«前の日記(2021-02-07) 最新 次の日記(2021-02-09)» 編集

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

2008|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|10|12|
2015|01|03|12|
2016|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|

2021-02-08 【置き場所に困ってます】

今日は税理士の方から、「整いました!」という電話を頂きました。整いましたって言っても、ねずっちのなぞかけではございませんよ。確定申告の準備が整ったというお話。そして、所得税・消費税、それぞれの額が確定したという連絡でございます。

消費税は、通年の半額くらいの金額でしょうか。所得税は¥0。所得税の計算には控除などいろいろ関わってくるのですが、税額がゼロになるということは「ほとんど儲けが無かった」あるいは「赤字」ということ。休業期間中のキャストの休業補償もやってますし、もうね、決算書の数字を見るのが、ちょいと恐い気もいたします。

昨年は、儲けを出しているという業種は、かなり限られるのではないでしょうか。国の税収入が相当減額し、それでもって、やれ補償だ、やれコロナ対策だとお金のかかることばかりが発生しております。国民が国に補償を要求するのは当然の権利ではございますが、後々にやって来る盛大な増税は、是非も無いと思いますよ。みなさん、覚悟をしておきましょう。

当店では、税関系の処理を全部税理士さんにお願いしておりますが、では、1年間でどのくらいの書類が税務に関わってくるのか? ちょっと古い12年前の画像なのですが、注釈を付けて掲載いたしましょう。

1. 接客伝票(シィメイル)
毎日の来客・入金・出金を記した帳簿ですね。日数分、つまり365枚ございます。お店のフロントでのお金の出入りを記録しているだけで、備品購入などの経費は記載されておりません。
2. 接客伝票(アネックス)
同じく接客伝票の2号店アネックス分、365枚の伝票でございます。今、2号店は凍結状態ですので、今回の確定申告では存在しません。使っているのが古い画像で申しわけございません。
3. 領収書
1年分の領収書をファイルすると、これだけの量になります。広告費から光熱費、コンビニで買った中京スポーツのレシートなども全てファイリング。小さなレシート類は、紙に並べて貼ったりしております。
4. 税理士さんが作った書類
接客伝票、領収書、これらを元に税理士さんが作った書類がこれ。1年間の全てのお金の出入り、減価償却の計算などが、網羅されております。

さて、どうして2009年の古い画像を使ったのかと申しますと、こういった見栄えの有る几帳面なファイリングは、ここ10年ほどやっていないからでございます。確定申告が終わった後は、まとめてダンボールに入れて積み上げるだけ。とてもお見せ出来る状態ではございません。

当初は綺麗なファイルが溜まっていくのが嬉しかったのですけどねぇ。そのファイルの量が増えてくるに従い、置き場所に困るようになり、ファイリングも面倒くさくなっちゃったりする。保存期間が過ぎた後の処分の事を考えると、ダンボールに入れて山積みというのが最適だったりするのでございます。

そこで、今日、チョイト気になったニュースがございました。デジタル版毎日新聞の記事より。刑事裁判の証拠開示では書類の電子化が認められていないので、全てコピーしなければならないそうでございます。そのコピー費用が、大きな裁判では1事件で600万円にもなるとのこと。それで弁護士有志が、証拠の電子開示を求める署名活動を始めたというニュースでございます。

ワタクシもお店の領収書などを整理してまして、「なんで、領収書ってのはみんな書式が違うのだろう」と、日々思っております。これ、電子書類で管理出来ると、書式の違いなんてどうでもよくなるのですけどねぇ。溜まっていく過去の領収書の保管場所に困ることも無い。そもそも領収書が電子データになっていると、税務署も楽だと思いますけどねぇ。

ということで、長くなってきたので今日はこの辺で。日々、フロント・電話番をやっておりまして、まだ緊急事態宣言下ではございますが、お客様の動きが戻り始めている気配を感じております。冬、来たりなば、春、遠からじ。今回は厳しい冬だったからこそ、良い春が迎えられるかもしれませんよ。は~るよ来い!、は~やく来い!


«前の日記(2021-02-07) 最新 次の日記(2021-02-09)» 編集