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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-06-27 【エコバッグにもの申す!】

レジ袋有料化が、秒読みに入っております! 来る有料化に先立ちまして、ワタクシは数日前からエコバッグを使い始めております。まぁ、たまたまお中元の手配の際に、高島屋から上等なエコバッグをいただきまして、早速使い始めたわけでございます。ということで、今日はワタクシなりの、エコバッグうんちく話なのでございます。

いただいたエコバッグがこれ。畳むとまぁまぁ小さくなる。

さすが高島屋! 無料サービス品と言えども、手抜き感は一切ない優れものをチョイスしております。内側は防水っぽい銀色の素材が張ってありまして、シズル感あふれる食品を入れても、表面へにじみ出ることはないでしょう。ただ、画像に書いてある文字が気になりますよねぇ。さぁ、ひとつひとつ、ケチを付けていきますよ!

まずね、フタが付いていてご丁寧にファスナーまで付いてる。内側にはポケットが。日常使いのバッグならばありがたい仕様でございます。しかし、頻繁に出し入れをするエコバッグでは、この部分が引っかかる。そして、後ほどワタクシが述べる「独特なたたみ方」をするには、このフタとポケットが無い方が、はるかに畳み易いということも有りまして、フタやファスナーや内ポケットは、いらないかなぁ。

エコバッグを使ったことがある人なら、みなさんお気付きでしょう。バッグを出すタイミングが難しい。ササッと出して、サクッと使ってもらいたいですよね。鞄から出して、広げて、モゾモゾやっていたりすると、タイミングを外してしまう。お会計もしなければならないし、エコバッグを出す、入れてもらう、会計を済ます、という流れをスムーズに行きたいのでございます。

で、ワタクシは、エコバッグを、レジ台に、このような形で置きたいのでございます。

これならば、レジを通しながら、商品をどんどん放り込んでいける。口が大きく開いているというのが特徴。しかし、レジ前でこの形にするためにモソモソするのは本末転倒。そこで、鞄の中に仕込ませている時から、こんなたたみ方をしておくのでございます。

そう、上部を折り返した形のまま畳んでしまう。これですと、まるで海に放出された救命ボートが圧縮空気で瞬時に膨らむかのごとく、一瞬で広げてレジ台に展開できるのでございます。これが、先ほどワタクシが申しました「独特なたたみ方」でございます。全てのエコバッグは、この畳み方前提でデザインを設計してもらいたいくらいでございます。

以上、結論を申しますよ! エコバッグなるものは、レジ袋をそのままの形で頑丈につくるだけでいい! やはり、あの形は洗練されているのでございます。普段、ちょっとコンビニで買い物程度でしたら、シンプルな作りの方が出し入れがし易いですし、ワタクシの「独特なたたみ方」もやり易いというものでございます。

さ~て、いろいろケチをつけてまいりましたが、最後に、高島屋さんの名誉のために、ひと言謝っておきましょう。今回紹介したようなちょっと高級なエコバッグは、きっと、「成城石井」とかでお洒落な食品を買い、そのまま電車とかに乗っても違和感のないデザインなのでしょう。そう考えると、ファスナーで閉じられるというのも理にかなってる。

レジ袋有料化で、今後、エコバッグの需要が高まっていくと思われます。エコバッグを発売する会社、あるいはデザインする方々、どうか、そのデザインには今ひとつ、掘り下げて考えて欲しいのでございます。

ワタクシの「独特なたたみ方」もそう。あの畳み方前提でデザインするも良し。そんな畳み方をしなくても、自然と商品が入れやすい形になるデザインがあれば、それはそれで良し。普段のコンビニ使いではシンプルさが求められ、交通機関で移動するような場合には、フタを閉じられるデザインが要求されたりする。

長くなってきましたので、このへんで失礼いたしましょう。エコバッグは、もっともっと進化するはずでございます。今日は、なかなか自分の理想とするエコバッグにめぐり逢えない憤りを、ぶつけさせていただきました。エコ、エコ。


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