店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
また朝ドラのお話になっちゃいますが、今週の新人オーディションのエピソードが、ムチャクチャ面白い。やはり「吹き替えなし」を徹底させたのが功を奏してますよね。ストーリー展開だけでなく、出演者の歌声や歌唱力にも楽しませてもらっている。やはり、「実際に歌える人」を起用している強みですよねぇ。
重要な脇役である佐藤久志役の「山崎育三郎」さん、そしてそのライバルとなった御手洗清太郎役の「古川雄大」さん、この両名はバリバリのミュージカル俳優でございます。その2人が歌唱力を競ってドラマ内で歌いまくっているのが今週のエピソード。毎話、ミュージカルの一場面の様で、ワクワクしながら見ております。
そして、レコード会社のオーディションに登場した面々が、これまた気が利いてる。鉄道マニアの演歌歌手「徳永ゆうき」さん、殿さまキングスの「宮地オサム」さん、異色の出演として民謡歌手の「彩青(りゅうせい)」さん。この彩青さん、コロンビア専属歌手とのことで、あっ...察し(笑)。まぁ、本物の歌手を起用して子供だましにしていないところが、このドラマの見所になっております。
ただ、朝ドラの撮影ってのは相当ハードなのか、ドラマの中盤に入ってから、ヒロインの「二階堂ふみ」さんにちょっと疲れが見えておりました。演技の精彩を欠いていたように(ワタクシには)見えたのですよね。前作の『スカーレット』同様に、今回も中盤でスピンオフが挿入されました。この中盤でのスピンオフは、これから定番になるかもしれませんね。
その『エール』ですが、今週で撮影済みのストックが底を尽き、来週からは第1話からの再放送になるとか。この再放送、副音声に出演者の音声解説が入るとのこと。う~ん、NHK、侮れん。粋なことをしやがる。主音声と副音声で2回楽しめるという、グリコアーモンドキャラメルの様なドラマとなってまいりました。