店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
そのママさんとは付き合いが長いので、ワタクシもついズケズケとものを言ってしまう。店内の問題やショーの内容など、意見が合致する時もあれば、全く対立する時もございました。でも当時、ワタクシが必ず守っていたことがございます。それは、
ということでございました。方針が決まってからグチグチと不平を言うのは、全く不毛でございます。雰囲気を悪くし、進行を遅らせるだけ。むしろ決まった方針に全力で取り組み、その方針に自分の考えをどのように寄り添わせて活かしていくか、それを考えた方が建設的でございます。
え~と、何が言いたいかと申しますと。安倍首相の休校要請でございます。大決心をしましたねぇ。日本中が大騒ぎでございます。まぁ、学校を休ませている間、児童にどうするかという指示が無いのは、ちょいと不安ですけどね。学校が休みになったら、子供達、遊びに出かけるのでは? それはそれで心配ですけどね。
まぁ、この決断は、よくよくのことだと思いますよ。イベントなどの中止も、様々な意見が飛び交っております。ワタクシも「経済の停滞とトレードオフしてまでやることかなぁ?」という思いもございます。まぁしかし、今、一番重要なのは、前へ進むこと。とにかく決まったのですから行動に移すことでございます。
政府も初めての経験なのですよ。何が「正解」かなんて分かってない。手探り状態なのでございます。政府の見解が、必ずしも「最適解」ではないかもしれない。あるいは「悪手」を選んでしまうかもしれない。でもその時は、冷静に分析・批判して、良手に誘導すれば良い。一番ダメダメなのは、ケチばかりつけて停滞し、政府が萎縮すること。
お店などのリーダーシップを取っておりますと、メンバーのみんなが同じ方向を向いているときってのは、リーダーもすごく楽なのでございます。逆に、メンバーがそれぞれ違う方向を向いていると、その一団をリードしていくのは非常に重たくなる。停滞や躊躇が起きると、それがまたメンバーの批判を生むという悪循環に発展することもございます。
今、日本で起きていることは、今後、同じような事が発生したときの「たたき台」に必ずなるはずでございます。そうやってたたき台が増えていくことで、その政府はより危機管理能力が高められていくのでございます。国民が政府を育てるのでございますね。
ですから、今、政府がやっていることを闇雲に批判するのは良くない。冷静に分析し、改善策や対案を出し続けるべきでございます。「やり過ぎかな」と思えることも、そのやり過ぎを経験することで、それが貴重なたたき台のデータとなるのでございます。やり過ぎを経験してこそ「塩梅(あんばい)」が分かるということもございます。
アメリカなどは、有事の際には与野党が対立を一時休戦し、一丸となってその有事のための法案を通したりいたします。それに比べ、日本の政治家は、こんな時にも与野党に拘っている。事態を俯瞰で見る客観的視野の持ち主は見当たらない。言い出しっぺになるのが怖く、誰も自分が先んじて行動しようとはしない。あ~あ。