店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
先日、大河ドラマをスターウォーズの様だと申しましたが、ネットの民(たみ)などはあれを、「ロールプレイングゲームの様だ」と例えております。言い得て妙、主人公が旅に出て、アイテムと仲間を引き連れて戻って来る。正にその通りでございますね。
またまたテレビのお話になっちゃうのですが、本日の朝ドラで、こんなシーンがございました。主人公の妹が、ある人の名前を思い出そうとしているのだが、なかなかその名前が出てこない。「内山田さん?」「川崎さん?」と言い間違えた後で、「ヒロシさんやぁ」と思い出すというのが、そのシーンの流れでございます。
ここで、「ヒロシ」という名前を思い出すのに、どうして「内山田」「川崎」なんて名前が急に出てきたのか? これは、脚本家がぶっ込んだギャグでしょうねぇ。ワタクシくらいの年代だと、ニヤリとしてしまうギャグでございます。でも、そう、ギャグとしては、ちょっとおかしいのでございます。
「内山田洋」はクールファイブのリーダー、じゃぁ「川崎ひろし」って誰やねん? ここで思い出されるのは「川口浩」。○曜スペシャルの探検隊で有名な、あの川口浩でございます。検索すると「川崎ひろし」って方もいらっしゃるのですが、いやぁ、ここは間違いなく、川口浩のつもりで脚本家はギャグを仕込んでいるはずでございます。
台本には「川口」と書いてあったはず。どこでそれが「川崎」に変わったのか? これは多分、妹役を演じている福田麻由子さんがセリフを言い間違えたのではないでしょうか。そして、そのまま撮影を撮り直す事もなく、オンエアーとなってしまったと。
ここは「川崎」では全く意味がない。ギャグが成立しない上に「内山田」のやり取りも意味不明になってくる。もしワタクシが演出家なら、絶対に撮り直しかアフレコで台詞だけ差し替えるということをやりたい。でも、このシーンの撮影スタッフは、少なくとも演出家は、そうは感じなかった。ここに、どういった判断が有ったのでしょう?
ひとつ考えられるのは、現場のスタッフがみな若くて、このギャグに全く気がつかなかったということ。そうだとしても、この不思議なセリフのやり取りに、もう少し疑問を持っても良さそうですが、そんな細かい所に気を配る余裕が、キャストにもスタッフにも、無かったのでしょうね。