店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
お店が終わった後、近所の韓国料理店で食事をしたのでございます。いつも週末は深夜までバタバタしていたそのお店なのですが、今回は、ワタクシと他に一組だけ。2週間前にも行きましたが、その時はワタクシ一組だけという寂しさでございました。
ワタクシが行く時間帯は深夜0時を回っておりますので、早い時間には賑わっていたのかも知れませんが、なんとも心配でございます。店主はにこやかに接してくれますが、内心、困ってるんじゃないかなぁと想像するに、わざわざそれを口に出すのもはばかられて、ワタクシもにこやかに笑って帰ったのでございます。
日本政府観光局から、7月の訪日外国人の統計が発表されております。全体の絶対数は5.6%増加したにもかかわらず、韓国からの旅行者は7.6%減少しているとのこと。これは、まぁまぁ大きな数字かもしれませんね。そもそも、この時期に日本に旅行するというのは、韓国人としては相当なリスクを背負うはずでございますからね。
コメンテーターで東海大学教授でもある「金慶珠」さんが、あるテレビ番組で「この時期に来日する韓国人は、親日なのですか?」という質問を受けておりました。金さんいわく、「親日の人もいるけど、そうじゃ無い人もいる。歴史問題の話になると、急に怒りだす人がいたりする」と話しておりました。どうやら、来日するからといって「親日」と思い込まない方が良いようでございます。
一方、韓国観光公社も7月に韓国を訪れた外国人旅行者の統計を発表しております。絶対数が前年同月比15.4%増加している中、日本人旅行者は19.2%も増加しているとのこと。もうね、日本人は、「あえてこの時期に行ってる」としか思えない数字でございます。韓国へ旅行する人は熱烈なリピーターが多いですから、政治問題くらいものともしないようでございます。
韓国の観光地の人達は、あえて押し寄せてくる日本人観光客に面食らったでしょうねぇ。そんなこともあって、有名な観光地「明洞」では、日本製品ボイコットの垂れ幕が早々と撤去されたりしております。日本人旅行者の無頓着さが軋轢を少し緩和させていると考えたら、「拘らない」というのは時として有効だなとも思ったのでございます。