店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ここのところ、深夜のスポーツ観戦が続いてクタクタでございます。昨晩は女子サッカーワールドカップの決勝。なでしこ相手に勝ち抜いたオランダが、あれよあれよという間に決勝まで登りつめておりました。あの時、もし、なでしこがオランダに勝っていれば、代わりになでしこが決勝の場にいたかも...スポーツで「もし」はいけませんね。
そして、今日の深夜は、ウィンブルドンの錦織圭。これも、眠たい目をこすりながら、最後まで見届けましたよ。しかし、テニスってやつは、ほんと、ヒヤヒヤしますね。何かのはずみで、それまでの絶好調からガラガラガラッと崩れ落ちることもございます。メンタルが大きく影響するのでしょうね。
ウィンブルドンの試合は、「ユニホームは白」と決められているそうでございます。錦織圭も白一色。対戦相手も白一色。小さなテレビ画面だと、見分けるのが大変! 帽子とハチマキみたいに違っていたら、まだ分かりますよ。でも、両者とも同じだと、ウカッと相手選手を応援していたりするのでございます。4Kテレビだと、分かりやすいのかなぁ。
応援で思い出しちゃいました。いや~な思い出を。それは、高校生の頃の話でございます。ワタクシ、ブラスバンドに所属しておりました。高校のブラスバンドというのは、高校野球の応援に駆り出されるわけでございます。スタンドで演奏するのですよね。地区予選の行われた熱田球場に初めて行ったときのお話でございます。
1年生だったワタクシ、大太鼓を無理矢理やらされたのでございます。大太鼓ってのは、演奏的には簡単。ラクチン、ラクチンと思いながら気軽に演奏しておりましたが、その時、ワタクシは、大太鼓だけ特別な「任務」があることを知らなかったのでございます。
味方のバッターがヒットとか打ちますよね。すると、大太鼓を景気づけに「ドン、ドン、ド~ン」と叩くわけでございます。演奏をしていない時は常に試合を凝視し、この景気づけドンドンド~ンをするというのが、大太鼓だけに与えられた重要な任務なのでございます。
ただね、敵も味方も白いユニフォームで同じような姿。胸に高校名が入っているけど、スタンドからは何とも確認しづらい。そもそも、野球のルールというのは十分に把握しておりませんでした。そこで、ワタクシ、どうやったか? よく分からないので、とりあえず、グラウンドで何かが大きく動いたら、ドンドンド~ンを連発しておりました。
するとですね、その内、他の部員の冷たい視線が時々ワタクシを指すのでございます。そして、スタンドで観戦していた野球部OBらしき人が、血相を変えてワタクシの元へ詰め寄ってくる。「何やってるんだ! かせ!」と言いながらワタクシが持っていたバチを取り上げて、自ら大太鼓を叩き始める。その瞬間、ワタクシは大太鼓の任務から更迭されたようでございます(笑)。