店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
イチローが引退しまして、所属球団のシアトルマリナーズは、開幕戦2試合を、日本で開催。これは、ほぼ、貴重な開幕戦2試合を、イチローの引退セレモニーに使ったと言うことでございましょう。昨シーズン始めに現場を離れてから、1年がかりで計画されたセレモニーということで、アメリカメジャーリーグの懐の大きさを感じるのでございます。
アメリカという国は、秀でた才能を持っている人には惜しげ無く賛美を与えるのでございます。もう、ハンパない。これを支えているのは、永遠に続くアメリカの「アメリカンドリーム思想」でしょうね。ヨーロッパからアメリカ大陸に渡ってきた移民達の信条でもある幸福追求思想は、アメリカの独立宣言書にも記されております。
ホームグラウンドでの開幕戦もセレモニー的にイチローが出場するでしょうから、合計、公式3試合をセレモニーに当てたということになるのでございます。シアトルマリナーズ、いや、アメリカ国民は、イチローに対して、それだけの賞賛に値する人物だと評価しているからの、この日程なのでしょう。
むしろね、日本国内で「神聖なる公式戦をセレモニーに使うとはもってのほか」なんていうケツの穴の小さい批判が出ているのは、ほんと、残念で仕方ないのでございます。木を見て森を見ず。重箱の隅を突っついて、批判めいたことを言って、小さな優越感を得て悦に入る。あぁ、卑しい。「~はもってのほかだけど、それに値する記録ウンヌン」なんて気の利いた切り返しくらい出来ないのかなぁ。
「出る杭は打たれる」なんてことわざがありますが、日本のこのクソ全体主義が、「天才の誕生」を疎外しているのでございます。GAFAなんて言いまして、「Google、APPLE、Facebook、Amazon」の4社が、今や世界を席巻しております。思うに、この4社はみな、アメリカンドリームを目指し、実現した会社。「飛び出た変わり者」を打たない国だからこそ、こういった夢が実現する隙間が有るのでございます。