店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
コンビニのコーヒーが美味しいので、ついつい、買っちゃいますよねぇ。あの、カップだけ購入して、自分でボタンを押すやつでございます。美味しいのはよろしいのでございますが、あのコーヒーを注ぐ機械、何とかなりませんかねぇ?
今日もある高齢の男性が、「ボタン、間違えたぁ」と店員を呼んでおりました。レギュラーサイズのカップでLサイズのボタンを押しちゃったようでございます。そもそも、あの「R(レギュラー)」と「L(ラージ)」という表記が分からん。まったく、分からん!
あんな気取ってRとかLとかにせず、日本のお店なら「大」「小」でええやろ! 日本語で書きやがれ! と、キレてもしょうが有りませんので、ここは合理的な解決方法を模索しましょう。こういうのは、デザインでかなり誘導できるものなのでございます。
まずね、カップに大きく番号を印刷しておきましょう。ホットコーヒーRなら1、Lなら2、カフェラテなら同様に3、4、とムチャクチャ大きな数字をプリントしておくのでございます。そして、コーヒーサーバーのカップを置く場所にも同じ番号を書いておく。押しボタンも同様。
レジでカップを購入したら、カップにプリントしてある番号の場所へカップを置き、その番号が記されてあるボタンを押す。実に機械的な作業でございます。ちょっと頭の良いお猿さんなら間違えずに実行できそうな、単純な作業でございます。
デザインというのは、一目瞭然が必須。説明文が添えてあるとかは、愚の骨頂。ひと目で分かる、あるいは、間違えたくても物理的に間違えられない、それが秀逸なデザインでございます。空港などで、床のラインを辿って行くと目的地に行ける案内が有るでしょ。あれなんかも、秀逸。
それで、毎回、毎回、残念だなぁと思うのは、カップ麺の説明書き。昨今のカップ麺は、それなりに作り方が複雑なのでございます。先に入れるものと、後から入れる物、これらの区別が付きにくい。「食べる直前に」とか書いてあるけど、腹空かしてる身には、全てが食べる直前なんだよ! と怒ったりしております。