店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
まぁ、「スポーツ」と書きましたけど、厳密に言うと大相撲はスポーツではございませんよね。随所に近代化が見られるものの、判定や昇進の基準が数値化・成文化されてなく、審判や横綱審議会の胸三寸だったりいたします。ある意味、実に横暴な競技と言わざるを得ない。外国人力士は、よくこの横暴さを我慢しております。
ワタクシはよく「コモンセンス」という語を使います。大相撲にもコモンセンスはございます。「立ち会いはこうあるべき」「判定はこうあるべき」「横綱はこうあるべき」といった「○○であるべき」といったもの。関係者全員が共通して持つ、同じ価値観のことでございます。
一般社会でコモンセンスと言えば、「常識」と訳す・考えるのが一般的。でも大相撲でコモンセンスと言うと、これは「伝統」を指す語になってしまう。だから、話がややこしい。常識は時代とともに変わっていくもの。でも、伝統は、守るべきものだからでございます。
とは言うものの、ビデオ判定を取り入れたりとか、大相撲もその伝統を少しずつ覆してはおります。さすれば、「勝てなくなったら引退」という伝統も、そろそろ見直したらどうでしょう? 一般的なスポーツのランキングの様に、その時その時の成績で浮き沈みさせればいいのでございます。