店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
え~と、相変わらず、ゴチャゴチャしております。と、言うか、以前より物が増えてゴチャゴチャ度が増している感じが。物っていうのはある一定量を超えると、その持ち主からエネルギーを奪う寄生獣に変わってしまうようで、「明日は片付けよう」と毎日思い続けるあすなろの木(井上靖『あすなろ物語』より)になっております。
テレビの番組で、俳優の高橋英樹さんが生前整理なるものをしておりました。家の中の不要品を、業者を使ってゴッソリ処分してしまったそうでございます。でも、広く空いたリビングルームで「趣味の○○をやりたい」とか言ってましたから、また物が増えていく予感が...物が増える人の性(さが)でございますねぇ。
さて、今日のお話は、物が増えることではなく、「ずぼら」のお話。ワタクシが事務所の中をゴチャゴチャにしているのも、ワタクシがずぼらだから。はっきり言って、飲食業、風俗業には、ずぼらな人、多いです。まぁ、ずぼらがある程度許されてしまう職業でも有りますからね。で、飲食・風俗という人気商売とずぼらとの関係を、紐解くのでございます。はじまり、はじまり~~。
ずぼらにもいろいろありまして、公私すべてがずぼらな人。プライベートはずぼらだけど、お仕事はキッチリしてる人。逆に、プライベートがキッチリなのにお仕事で緩んじゃう人。いろんなタイプがございます。ひとつひとつ、説明して行きましょうか。
まず、すべてがずぼらな人(「ヨゴレ」と言います)。だらしなかったり、時として不潔感が有ったりしますから、人気商売ではかなり苦戦いたします。ただね、絶対数は非常に少ないのですが、お客様の中には熱狂的なヨゴレファンというのが存在するのですよ。「遊び」というものの奥の深さでございますねぇ。
次に、お仕事ではキッチリなのに、プライベートがズボラまくっている人。ワタクシのタイプでございますね。まぁ、人気商売ではよくあるタイプ。売れっ子ホステスに限って自宅がゴミ屋敷、そんな話もチラホラ聞いたりいたします。
では、プライベートがキッチリでお仕事がアバウトな人。これは、プライドの高さが影響していたりいたします。たとえお客様に恥をかいてでも、同僚には絶対に恥をかきたくないという考え方。本人の価値観の問題なのですが、人気商売では苦戦しやすいのです。
最後に、全部キッチリな人。こういう人は人気商売に向いている様に思えますよね。実際、スンナリとそこそこの成績をあげることが出来るタイプです。ただ、潔癖症とか完璧主義者だったりすることも多い。すると、ストレスを溜めやすいのですよね。自分を許してあげることが出来なくて、潰れちゃう場合もある。細かい配慮が必要なタイプです。