店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり
強い風で桜の花弁が一面に散り敷いて、季節外れの雪が積もったように、庭を白くしている。桜も降(ふ)り行くが、むしろ、髪を白くしている私も、旧(ふ)り行く(年を取ること)ものだなぁ。と歌った和歌でございます。
藤原公経は桜の花弁を雪と見間違えたわけですが、高山では、実際に季節外れの雪が降り、桜の花に雪が積もったそうでございます。「寒の戻り」とは言いますが、何もそこまで戻らなくてもよろしいのにねぇ。「桜に積もる雪」なんて場合、季語はどうなるのでしょうねぇ。
お話は変わって、先日、大相撲で女性が土俵に上がるウンヌンというお話がございました。それで、表彰式などは女性に「男装」をさせれば良いなんてぇことを、ワタクシ、申しましたが、それに関してさらなるアイデアが思いついたのでございます。
どうせやるなら、トコトン、頂点を極めましょう。男装と言えば、そう、「タカラヅカ」でございます。タカラヅカから暇そうな人を呼んで、いや、失礼、もとい、タカラヅカに協力を仰ぎまして、スタッフを呼ぶのでございます。出番の空いている男役の団員さんを呼ぶというのも、これまたよろしいかと。
そこでですねぇ、表彰式で土俵に上がりたいと言う市長さんなり官房長官なりがいらっしゃいましたら、そりゃぁもう、タカラヅカ張りの男装を決めまして、立ち居振る舞いも団員さんの実技指導を施すわけでございます。タカラヅカの男役に実技指導を受けると聞いて、喜ばない女性がいるでしょうか。女性側の問題は、これで解消ですし、最高の余興になる可能性も! いや、女性を余興とか、セクハラ失礼。
あとは、世論ですよねぇ。これが難題。どうやって世間に理解を得るか? 都市伝説として、女性の生理が不浄だから、神聖な場所にはふさわしくないという説がある。神聖と言われましてもねぇ、普段は体育館だったりする場所で行われているわけで、単に「空気・雰囲気」の問題なのでございますよね。ここに、「スポーツ」として合理化していない大相撲の難しさがございます。