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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-10-20 【国会中継近代化計画】

た、台風が迫っております。皮肉にも、明日の日曜日に直撃の様子。衆院選の投票日でもあり、プロ野球セリーグのクライマックスシリーズは、マツダスタジアムという屋根の無い休場。そして、名古屋祭りの三英傑行列の日でもございます。単なる雨じゃなく台風とか、担当の方々大騒ぎでしょうねぇ。

Eテレの『ねほりんぱほりん』が、このタイミングで「元国会議員秘書」の回を再放送しておりました。最近のEテレは、ぶつけてきますねぇ。この番組、出演者が赤裸々な告白をする番組なのですが、声(ちょいと加工)だけ本人で、画面は可愛いブタさんの人形劇という趣向の番組でございます。

選挙前になりますと、議員秘書の方々は涙ぐましい活動をしているそうでございます。しかも、完全な内助の功。当選に向けて大きな功績を残していても、それを議員本人に知らしめるわけでもない。選挙活動というよりも、むしろ「愛情」に近いものを感じたのでございます。

議員を当選させているのは、秘書の力がかなり大きいのかも。となると、いかに有能な秘書を見つけるか、そして、その秘書にいかに動いてもらうか、そこに議員本人の手腕が試されるのでしょう。ちなみに、様々な議員や政党を渡り歩く秘書は、秘密厳守だそうでございます。

議員を当選させるのが秘書の力であるならば、日本の法律を作っているのは官僚の力でございます。大臣とか国会議員ではございません。あの方達には、そんな専門知識はないのでございます。ただ、法律の言い出しっぺになれるのは議員のみ。議員が立案し、それを官僚が具現化するという関係でございます。

時々、大臣に専門用語の意味を問い詰めるような質疑が国会で行われますが、あれもナンセンス。まぁ大臣も、自分が関わってる専門用語くらいは予習するべきでございますが、でも、それは大臣の本来の仕事じゃない。といって、官僚が直接質疑応答に出てくるわけにもいきませんしねぇ。

国会の質疑応答なんて、議員や大臣はインカム(トランシーバー)を付けて、裏で待機している官僚とやり取りしながら答えてもいいと思いますけどね。あの名前を呼ばれてからいちいち移動して答えるという「儀式」も、なんかまだるっこしい。

グラフなど、パネルに印刷したものをわざわざテレビカメラに写るように置いたりしておりますが、あれも、大きなナントカビジョンを用意しちゃえばいいのにといつも思ってる。そして、議員は、テーブルにノートパソコンを置いて資料の確認をし、そのナントカビジョンに表示させたりとか。

裁判所が液晶表示などを導入して少しずつ近代化しているのに対し、国会の質疑応答のやり取りは、相変わらず古風な感じ。選挙権の年齢も引き下げられましたし、国会中継の景色も、若々しくなりませんかねぇ。


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