店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
中部地方では、『探偵ナイトスクープ』が金曜日深夜に放送されております。と、まぁ、これは”本場”近畿地方と同じなのでございますが、多分、本場より1ヶ月くらい遅れて放送されております。で、本日の放送が、「童謡『グリーングリーン』を歌うと泣いてしまう女性」からの依頼でございました。
童謡の「グリーングリーン」を歌い始めると、その女性はなぜか涙が止まらないとのこと。どうにか泣かずに歌えるようにならないかという依頼なのでございます。この曲で、どうして泣いてしまうのか、本人にも分からないそうでございます。その泣き方がハンパない。どんな潜在意識が働いているのでしょうねぇ?
ただね、この女性、不思議に思えるでしょうが、ワタクシはちょいと違う。ワタクシも、泣きはしませんが、この曲には暗~いイメージしかない。この女性の反応に、ワタクシは共感しまくりでございました。そして、原因が分からないところも全く同じ。自分と同じ人がいて、少し安心したのでございます。
多分ワタクシは、この曲をNHKの「みんなのうた」で聞いている。記録によると、放送されたのはワタクシが5才の頃。この頃、何が有ったのかなぁ? かなり若い頃からこの曲への独特な感覚を感じていたので、原因は幼少期にあると思うのでございます。「みんなのうた」が怪しいかなぁ?
探偵ナイトスクープに依頼した女性も、原因が全く分からないそうですが、ワタクシも同じ。歌詞はまったく覚えておりませんでしたので、歌詞に反応しているとも考えにくい。メロディーかなぁ? 原曲はアメリカのフォークグループが作曲したとのこと。特に独特な音階が使われてるって訳でもなさそうでございます。
これで思い出したのが、ピアノ買い取りのコマーシャルが流れると、赤ん坊が泣き止んで画面に見入ってしまうというお話。これも、なんか説明がつかないみたいですが、ほんと、実際に赤ちゃんが興味津々で画面に注目してしまうそうでございます。なんとも、不思議、不思議。
「蛍の光」という曲。これはもともとスコットランド民謡。音楽的に言うと「ヨナヌキ音階」の「長調」の曲。ヨナヌキ音階というのは、日本の民謡・歌謡曲・演歌などに広く使われていて、日本とは親和性が高い音階。そして長調というのは、明るい響きを持つ音階のこと。
自分で演奏すると分かりますが、この曲を「暗い響き」で伴奏をつけるのは難しい。いや出来ないことも無いけど、もうほぼ別の曲のようになってしまう。つまり、本来「蛍の光」ってのは非常に明るいメロディーラインの曲なのでございます。