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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2016-12-03 【温度、香り、スープを絡める、そんな要因が関係してます】

ちょっと前のお話ですが「ヌーハラ」という語が、マスコミに登場いたしました。「ヌードルハラスメント」の略。日本人が麺類を食べるときの「ズズズ〜」という音が、外国人にとっては不快だということ。世間の動向を見るために、この話題はちょっと自分の中で熟成しておりました。

案の定、一時話題になりましたが、すぐに収束。「日本の文化だ」とか「日本では日本のやり方に従え」という声が多数。「ヌーハラ」という語は、自然消滅したのでございます。

日本独特の「すする」という動作にはそれなりの理由がありまして、その必然性を説く人も少なくございませんでした。それに関しては言い尽くされた感が有りますので、あえて申しません。まぁひとつ言及するとすれば、日本の「ズズズ〜」を認めろと言うのなら、日本人は「すすらずにパスタを食べる技術」を身につけるべきでございます。パスタを蕎麦のようにズズズ〜と食べる人、多いでしょ。

さて、今日の本題は、このズズズ〜ではございません。もし「ヌーハラ」と言うのならば、「日本人がパスタを食べるときの音」に関して文句を言うべきでございます。でも、なぜ、「日本人が蕎麦・うどんを食べるときの音」に対して言及したのか? 先述のように、猛反対をされて自然消滅するのは目に見えていること。むむむ、これにはウラがあるぞ! 探偵名古屋薫の推理が光るのでございます。

日本人のパスタの食べ方に関して言及するのは、普通のこと。以前から言われております。だから、これを話題に出しても、大騒ぎにはなりません。でも、日本人の蕎麦やうどんに対してケチを付けたら? そう、日本中が顔を真っ赤にして反論してくるのは想定の内。「ヌーハラ」の仕掛け人は、この「大騒ぎ」が目当てだったのではないか、そう推理できるのでございます。

なぜ、反論されること前提で大騒ぎしたのか? そこで、つい最近発表された「流行語大賞」でございますよ。「ヌーハラ」で、みごと流行語大賞受賞! なんてのをもくろんだのではないでしょうかねぇ? う〜ん、もし真実だったら、実にあざとい、あざといのでございます。

日本の麺類に関しては、外国人でも日本式の「すすり」をマスターしようとする人、多いですよ。日本人は子供のときにいつの間にかマスターしてしまうから、特別難しいことをしているという感じはございません。しかし、外国人がこれをマスターしようとすると、かなり苦戦するらしいのでございます。

食事のときに音を出す、この行為に対しての罪悪感が潜在意識の中に埋め込まれているのでございましょう。ですから、どうすればいいか理屈で分かっても、メンタルが邪魔してすすれない。外国人のすすり技術のマスターは、メンタルとの戦いなのでございます。

唐突ではございますが、そんなことを書いていて、お仕事がら、逆アナルのことを思い出しました(いや、唐突すぎるだろ、笑)。逆アナルもメンタルとの戦い。逆アナルをやったことない人、特に受け身だけしか経験のない人が逆アナルをマスターしようとすると、最初は自分の中の女心との戦いになるのでございます。普段、普通に勃起する人も、逆アナルをしようとすると苦戦する場合も。そのメンタルを乗り越えた先には、逆アナルの達人の道が...

あ〜、食べ物の話の最後に、生々しいお話をしちゃいました。ゴメンチャイ。といったところで、失礼いたしましょうか。では、では。


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