店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ここのところ、激しくプリンタが不調。とうとう我慢しきれず、修理に出したのでございます。ビジネス用のインクジェットプリンタで、複合機ではないのですが、ちょっと大きめ。ダンボール箱に戻しまして、タクシーでビックカメラまで行ってまいりました。さすがに、大きなダンボール箱をかかえて地下鉄に乗る勇気はございませんでした。
ワタクシのプリンタは使う頻度が多いせいか、よく故障するのでございます。今回修理に出したプリンタも、この16年間で4台目。1台目は昇華型というちょっと変わったプリンタで、ちょっとお高いけど普通紙に艶出し処理を出来るという優れもの。メーカーのサポートも使えるパソコンもなくなって、まだ動くのに泣く泣くお蔵入り。これに懲りて、2台目は激安プリンタ購入。やっぱり、2年ほどで壊れるけど、修理するより新品を購入した方が安いので、3台目として同じ機種を再購入。インクも使い回せて、経済的なのでございます。
それも壊れまして、今のが4台目。それまでの経験から、仕事に使うには「両面印刷機能必須」だということに気がつきましたので、激安プリンタよりもチョット奮発して購入。でもねぇ、購入後1年半でキッチリ故障するってのは、どうなんでしょう。長期保証に入っていたので多分修理費なしだと思うのですが、もし保証期間が切れておりましたら、間違いなく同機種再購入ということになったでしょうねぇ。
プリンタは、本体は原価を割る異常な低価格、そんかわり、インクはちょっとお高め。本体で損をしても、その後必ず購入を続けてくれるインク代で元を取ろうという算段の商法でございますね。しかも、インクジェットプリンタというのは、その構造上、プリントヘッドを乾燥させないために、ときどき微量のインクを吹き出して「捨てる」という動作が必要。さらに、ヘッドクリーニングの度に、大量のインクを消費することになる。プリンタのような「ランニングコスト商法」としては、実にオイシイ仕様なのでございます。
ちょっと前までは、携帯電話がこの商法でございましたね。携帯電話本体はお安く提供し、通信費で元を取るという形。各電話会社の競争が激しすぎて、それを悪用する人も出始めたりして、行政の指導が入りました。この商法はユーザーを取り込みやすいので、いろんなところで利用されております。ホストクラブなんかもそうですよね。「初めてのお客様は¥5,000ぽっきり」とかは、のめり込んじゃったりすると、後から莫大なランニングコストがかかったりするのでございます。