店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
甘利大臣、なんかかわいそうでございましたね。あの方は、ある意味、政治家としては「シロウト」でございますからね。むしろ、回りの取り巻き連中が「たかりのクロウト」なんだと思いますよ。そういえば、猪瀬さんの時も、同じような感じでございました。あの場合も、どうもお金を送った方がクロウト。対応に四苦八苦して訳の分からない領収書まで出してしまった猪瀬さんは、どう見てもシロウト。一目瞭然でございます。
政治家のクロウトだったら、秘書のせいにして終わり。そして、その秘書は責任を感じて自殺するか、訳の分からない事故で死んじゃうのですよね。あるいは、政治家本人が「記憶にありません」を言い続けて煙(けむ)に巻いてしまったり。古くはロッキード事件、最近では耳に手を当てる政治家とかいらっしゃいましたよね。ああいう人達は、「政治家のクロウト」なんですよ。クロウトの政治家、クロウトの取り巻きが百鬼夜行する中にシロウトが飛び込んでいったら、そりゃ怪我をしますよ。
以前、「良識」に関して言及したことがございます。「善」は良識なのでしょうか? 答えはYes。では、「悪」は? 悪も良識なのでございます。不思議に思われるかもしれませんが、良識というものは善も悪も包み込んでしまうような懐の大きなものでございます。そもそも、善も悪も、人間が作った概念。そして、「常識」「非常識」の例えのように「その時その時の多数派が“善”」ということも多いものでございます。今まで善だったものが、ある日から悪になってしまうということもあります。色即是空、空即是色。善も悪も同じもの。同じものを表と裏から見ているだけなのでございます。