店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
『コウノドリ』が好評だと聞いたので、第9話の放送を慌ててみたのでございます。辛口な本音医療ドラマでございますね。このドラマのテーマ(のひとつ)は、「受け入れざるを得ない運命」なのでしょうか。そういった自らの運命に敢然と向き合う登場人物たちの心情に、高い文学性を感じるのでございます。スーパードクターがどんな病気でも治してしまうカタルシス医療ドラマに世の中が辟易していたのでしょうか、このようなリアリズム寄りのドラマが好評なのは、うなずけるのでございます。
この「受け入れざるを得ない運命」というやつ、もうね、この年になると、こういうのはひしひしと身に感じるのでございます。人気商売ですので、毎日の一喜一憂がそれこそ運命の受け入れのくり返し。あと、「老化」というのも受け入れざるを得ない運命でございますね。こういった様々な運命を受け入れていかなければ、先に進めないのでございます。「人生とは受け入れること」、かもしれないのでございます。
「老化」「運命」って言いますと、ワタクシの場合は更年期障害でございます。7〜8年前から非常に苦しめられ、やっと今年あたりで抜け出せたかなという感じでございます。これには面白い符合があるのでございます。
今から8年ほど前のこと、ある占いの先生に「これから9年は苦しむよ」と占われているのでございます。これがほぼ、更年期障害で苦しんだ時期と同じ。びっくりぽんなのでございます。それに、今、お店のコンパニオンが減っていることも考え合わせますと、これも符合しているのかなと、自分勝手な想像を巡らしているのでございます。ただね、言われたのが8年前。そして9年間苦しむということは、えぇぇぇっ!、あと1年残っているのでございます。来年いったいどうなってしまうのか、今からワクワクなのでございます。
あと数週間で初詣の時期でございます。お正月のおみくじには凶は入っていないとか言いますが、実際のところどうなんでしょうかねぇ。おみくじで凶を引いたり、あるいは占いで暗剣殺のような運気の悪い時期だと言われたら、あまり良い気分ではございませんよね。ただ、この悪い運気を相殺させてしまう秘密の魔法があるのでございます。それはですね、
自分に良いことが起きたら、それを回りにおすそわけしてしまう。
自分の回りに悪いことが起きたら、それを少しもらってしまう。