店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
朝起きたら、池内淳子さんの訃報が報じられておりました。いつも健康的な顔をしていらっしゃった女優さんで、病人の役をやっても病人に見えないなんてこともございました。けれど、人間はいつかは必ず死ぬものですからね。ご冥福をお祈りいたします。
「おめでとうございます。お疲れ様でした。そして、ありがとう」
もちろん、葬式の場で「おめでとう」と声に出して言うわけではございません。でも、心の中でつぶやきます。なぜ「おめでとう」なのか。それは、死ぬということは楽になることだからでございます。よくギャングが「とどめを刺して楽にしてやれ」なんてセリフを吐くでしょ。ほら、死ぬってことは楽になることなんです(ちょっと、例えが悪いかも)。と同時に、生きるということは辛いこと。でも、自殺を勧めているわけでは決してございませんよ。人間は、最後に死ぬという大前提のもと、生きているんですよ。そして死ぬときは裸、天国へも地獄へも、何も持って行くことは出来ない。