店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
お店の営業が終わり、残業していた従業員も帰り、レジを精算し、ホームページの更新などもすませ、電気の始末や戸締まりをし、そして自宅に向かうのでございます。自分の部屋に着き、テレビを点けると、ちょうどイチローが今期200本目のヒットを打った瞬間でございました。
野球中継の中で、イチローの経歴が紹介されておりました。大リーグ、おっともとい、メジャーリーグでの初ヒットが2001年の4月とのこと。当店のオープンがその4ヶ月前の2000年の12月、イチローが渡米してからの10年間と、当店がオープンしてからのこの10年間が重なり合い、感慨深い思いをいたしました。
スランプの年もありましたが同じチームで10年間コンスタントに記録を残してきたイチローのような活躍のしかたもあれば、優勝に大いに貢献しつつもシーズンを棒に振るような大怪我もし、移籍をしてでも活躍の場を探す松井ゴジラのような生き方もございます。入団したチームがあまり優勝に縁のないチームか、あるいは常に優勝争いに関わっているチームか、そんなことも選手の生き方に大きく影響することでございましょう。ワタクシはよく風俗店やコンパニオンを野球のチームに例えますが、コンパニオンの生き方にも似たようなものがございます。
お店とコンパニオンにも“相性”のようなものがございまして、あるお店で全然うまくいかなくても、違うお店に移籍したとたんに人気を博すということがございます。これは風俗店に限らず、クラブやスナックなどの飲食店でもあり得ることでございます。お店の“色”や“品格”とコンパニオンのそれとがピッタリ合致して相乗効果を生み出したり、あるいは打ち消しあってしまい何をやっても裏目に出るとか、相性の善し悪しが大きく影響するものでございます。