店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
「アルキメデスは手を汚さない」という語がございます。偉大な数学的発見をしたアルキメデスも、その一方で残酷な殺戮兵器を発明しているのでございます。実際に兵器を使ったのはアルキメデスではないとは言え、その発明者が自らの手を汚していないと、はたして言えるのだろうか? これは、その「アルキメデスは手を汚さない」という題名の小説(小峰 元 著)の中にある記述“らしい”です。「らしい」というのは、題名の由来に引かれて読み始めたものの、ぜ〜んぜん面白くなくて、最後まで読んでいないからでございます。
で、ここからが本題。「菅 vs 小沢」のニュースで持ちきりですが、ワタクシの個人的なイメージを述べさせて頂ければ、菅さんは裏表のないストレートな人。一方小沢さんは典型的なタヌキオヤジ。まぁ、小沢さんは、古いタイプの政治家に似ているって感じがしますね。
政権交代以降、小沢さんは自分の手を汚さずに采配を振ってきた感がございますが、ここいらで、ご自分が矢面に立たれるというのも、いいかもしれませんよ。実際に自分の手を汚し始めると、その難しさを実感されるのではないでしょうか。そもそも首相っていうのは政権を取っている政党の代表がなっているんでしょ。自分の所属する政党から最大限のバックアップを受けられるはずなのに、ここ数年の頻繁に変わる首相は皆、どうしてあんなに孤立して寂しい顔をしてるんでしょうかねぇ。