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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2009-10-17 ジャンプに失敗しても、まだまだ君はシンデレラ

新聞のテレビ欄を見て、その日のお客様の来店パターンを予想したりいたします。本日の夜などは、プロ野球のクライマックスナントカ、フィギュアスケートと盛りだくさん。こんな日は「夕方までバタバタいたしまして、夜はサッパリ」なんて予想を立てるのでございますが、本日はその夕方までがジトジトのいやな雨模様。結局、一日中、のんびりでございました。

プロ野球をチラリと見て、フィギュアスケートをちらりと見て、そのカタテマに店番をする(ってオイオイ)なんてぇことをしておりましたが、フィギュアスケートの浅田真央さん、不調でございますねぇ。ジャンプがうまく飛べないとか。これはワタクシの推測ですが、真央さんの不調の原因は、あの大人びた体型ではないでしょうかねぇ。身長も伸び、出るところは出て、くびれるところはくびれて、そんな体型の変化に、今までの感覚が、戸惑っているのではないでしょうか。

ワタクシも若いころ、ミュージカルの勉強などしておりました。稽古中というのは、普通、レオタードやTシャツなど、動きやすい格好で行うものでございます。そして、髪の毛は硬くオダンゴにして邪魔にならないようにいたします。ところが実際の本番では、ロングヘアーで、重たくふくらんだスカートだったりするわけでございますよね。当然、本番前に実際の衣装でリハーサルをいたします。そう、実際の衣装やメイクにすると、稽古中とはかなり勝手が違ってくることが多いもので、リハーサルで最終的な調整をするのでございます。

さて、話を真央さんに戻しましょうか。ダンスでのバランスは、オダンゴ頭をポニーテールに変えただけでも、そのバランスの均衡点が変わってきたりいたします。真央さんの場合は、今、その変化が体中に起きているわけで、大人っぽくなっていく体の変化に、対応しきれていないのかも。そして、大人っぽくなった体には、技術面だけではなく、大人っぽい演技・表現も要求されるわけで、いままで子供子供していた真央さんにとっては、ここ数年が正念場なのかも知れませんよ。

そうそう、ニューハーフも、美容整形で綺麗になったりオッパイが大きくなったりすると、その体の変化に合わせて、自分の立ち振る舞いも変わっていく必要がございます。自分(の心)は何も変わっていないのに、自分のルックスが変わることによって、他人の自分への接し方が変わってくるのでございます。つまりですね、自分の中の変化ではなく、他人の変化によって変えられていくのでございます。ただ、これが、良い方に変えられる場合と、悪い方に変えられてしまう場合が有るので、美容整形は奥が深い。ルックスというのはただの「看板」なのでございます。で、「看板倒れ」なんて言葉もございますよね。逆に、「看板がものをいう」場合もございます。たかが看板、されど看板なのでございます。

自分の顔に責任を持つとか言いますが、それは、自分の顔を支えるのに見合った「心」を育てるということでございます。はぁ、大人になるのってのは、大変でございます。真央さんもちょうど、「大人の階段」をのぼっている途中なのでしょうかねぇ...


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