店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
先日、水谷修さんのドラッグに関する本をご紹介いたしましたが、なんと、その水谷修さんの原作によるドラマが放送されておりました。なんともタイムリーというか、なんかドラマの宣伝をしちゃったみたいで、すこし気まずい思いをしております。と同時に、このドラマ、このタイミングで放送するにはあまりにも準備が早すぎ。いったい、いつ制作したのでしょうか、ビックリいたしました。
で、そのドラマ、ちょっと美化してハッピーエンドな終わり方になっているのが気になりますが、興味深く観させていただきました。水谷修さんの著書をいろいろ読むと、悲惨な悲しい例が多く登場してまいります。実際にはドラマのようにうまく事が運ぶというのは希なケースなのでしょうが、テレビドラマという性質上、あまりにも悲惨な暗いストーリーは、難しかったのでございましょう。
さて、のりピーこと酒井法子が保釈されております。記者会見での話し方はいたって「棒読み」。あの状況では、台本を棒読みするのが精一杯でございましょう。記者会見などさせずに、直行で病院へ行かせたあげたかったですね。記者会見を終え、立ち去ろうとする酒井法子の背中に、「薬物依存じゃないと言い切れますか」といった言葉を投げかけた記者がおりました。それも、返事がないので二回も繰り返して。
もうね、なんてバカな記者なのか呆れかえりました。薬物依存に決まっているでしょ。あの場であの記者はどんな答えを想定して、あの質問を投げかけたのでしょうか。「薬物依存ではありません」と答えればウソになるし、「いいえ、薬物依存です」と答える気力も勇気も、あのときの酒井法子には残っていなかったでしょう。そんな意味不明・目的不明の言葉の暴力同様の質問に、腹立たしく思ったのでございます。