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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2009-09-21 神様は、基本的にS(サド)なのでございます

先日、水谷修さんのドラッグに関する本をご紹介いたしましたが、なんと、その水谷修さんの原作によるドラマが放送されておりました。なんともタイムリーというか、なんかドラマの宣伝をしちゃったみたいで、すこし気まずい思いをしております。と同時に、このドラマ、このタイミングで放送するにはあまりにも準備が早すぎ。いったい、いつ制作したのでしょうか、ビックリいたしました。

で、そのドラマ、ちょっと美化してハッピーエンドな終わり方になっているのが気になりますが、興味深く観させていただきました。水谷修さんの著書をいろいろ読むと、悲惨な悲しい例が多く登場してまいります。実際にはドラマのようにうまく事が運ぶというのは希なケースなのでしょうが、テレビドラマという性質上、あまりにも悲惨な暗いストーリーは、難しかったのでございましょう。

さて、のりピーこと酒井法子が保釈されております。記者会見での話し方はいたって「棒読み」。あの状況では、台本を棒読みするのが精一杯でございましょう。記者会見などさせずに、直行で病院へ行かせたあげたかったですね。記者会見を終え、立ち去ろうとする酒井法子の背中に、「薬物依存じゃないと言い切れますか」といった言葉を投げかけた記者がおりました。それも、返事がないので二回も繰り返して。

もうね、なんてバカな記者なのか呆れかえりました。薬物依存に決まっているでしょ。あの場であの記者はどんな答えを想定して、あの質問を投げかけたのでしょうか。「薬物依存ではありません」と答えればウソになるし、「いいえ、薬物依存です」と答える気力も勇気も、あのときの酒井法子には残っていなかったでしょう。そんな意味不明・目的不明の言葉の暴力同様の質問に、腹立たしく思ったのでございます。

今回の事件が一段落した後には、酒井法子には薬物依存に苦しむ人たちを支援する活動をしてもらえないでしょうかねぇ。公共広告機構のCMとか。彼女の言葉なら、非常に説得力があると思うのでございます。もし彼女がそのような活動を始めたとしたら、今回のこの事件は、決して無駄ではございません。彼女に大事な仕事をさせるために、神様があえて大きな石に躓(つまず)かせたのが今回の事件、という考え方もできるのでございます。本人にとってはかなりキビシイ活動になるでしょうけどね。

神様ってのは、将来、大事な仕事をさせようと考えている人間には、わざと苦しい思いをさせたりいたします。その苦しい思いが、将来の仕事の重要なエッセンスになるわけでございますよね。だから、今、苦しいと思っても、それは神様のお目にかかっているということでもあるのでございます。将来、すばらしい仕事をする運命が待ち構えているかもしれませんよ。あ、そうそう、何不自由なく大きくなって、結局ハチャメチャな総理大臣になった人もいらっしゃいましたよね、ひとつ前の政権で...神様も、ときとしてさじ加減を間違えるのかもしれませんね。


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