店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
『週間実話』の最新号に「伝説のAV女優50人」という特集がございます。パラパラとページをめくっておりますと、当然のごとく、飯島愛のデビュー当時の写真も掲載されておりました。「デビュー当時は子供っぽい顔だったんだな」などと思いながら、その週間実話を読んでいたのが昨日のこと。そして今日の朝刊の記事で、その飯島愛さんが亡くなられたことを知ったのでございます。まぁ偶然とはいえ、不思議な感じがしたのでございます。
その飯島愛さんが患っていた腎盂炎(じんうえん)という病名を聞いて、ワタクシもいろいろ感慨にふけっておりました。ワタクシも3歳のころ、その腎盂炎という病気を患い、10ヶ月ほど入院をしていたのでございます。
腎盂炎というのは、悪化させますと熱が出ますよ。ワタクシ、42度の熱が出ましたから。また、オシッコが真っ赤になりますよ。その熱と血尿でワタクシの母親、顔がまっ青になりまして、慌てて駆け込んだのが千種区にある「東市民病院」でございます。そして、即入院。そのまま10ヶ月の入院でございました。
子供にとって入院生活というのは退屈でございます。また腎臓病というのは塩分を全く取れませんので、食事がまずい。子供というもの、欲求不満が溜まりますと、イタズラに走ります。それこそ、落書き、物を隠すなんてのは朝飯前。病院のシーツをハサミで切り刻み、シーツの切り絵細工なんてことをやったこともございました。ワタクシ3歳にして、あっという間に病院中に知れ渡る問題患者になっておりました。
最も大きなイタズラは、食事を運ぶカートを勝手に動かして遊んでいたら、廊下に置いてある消化器を倒してしまったことでございます。当時の消化器は、逆さまにするだけで泡が吹き出すのでございます。倒れた消化器は廊下中に泡をまき散らし、勘違いした職員が非常ベルを押してしまい、消防車まで駆けつけてしまうという大惨事を引き起こしてしまったのでございます。あのとき、ワタクシ、恐くなってシカトしてましたが、犯人はワタクシでございます。東市民病院の当時の関係者の方が読んでいらっしゃったら、ゴメンナサイなのでございます。
そんな10ヶ月の入院生活を終え無事に保育園に復帰いたしますと、なぜかワタクシ、「保育園で留年」という扱いを受けております。大学で単位が足らなくて留年とかなら理解できますが、保育園で留年でございますよ。これにはワタクシの母親、顔を真っ赤にして怒りまして、保育園に怒鳴り込んでいったのでございます。まぁ、ワタクシ、無事に保育園を普通の年齢で“卒業”出来たのでございますけどね。まっ青になったり、真っ赤になったり、いそがしい親子でございます。