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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2008-11-25 ウサギさんも泣いているようでございます

ご無沙汰しておりました。どうも何かの用事に携わっていると、その他の用事がおろそかになってしまうワタクシでございまして、ちょいとバタバタと忙しい日々をおくっておりました。外出するときでも、荷物をふたつ以上持つと、何かひとつを忘れてきたりすることが多いのでございます。その外出と言いますと、本日はヤボ用で東京まで行ってまいりました。

その東京、ふと立ち寄った書店で、『PLAYBOY 日本版』の終刊号を見つけたのでございます。懐かしさと「終刊号」という文字に引かれ、しっかり買い求めたのでございます。帰りの新幹線の中で、じっくり読ませていただきました。活字離れと紙の価格の高騰で、ここのところ廃刊・休刊する雑誌が多いものでございますが、『PLAYBOY 日本版』もとうとう終刊号ということなのでございます。

ませていたのか、ワタクシは中学から高校にかけて、この雑誌をよく読んだものでございます。「学生の頃から、そんなにスケベだったのか」と言われそうでございますが、確かにスケベなページはございますが、スケベと同時に非常にお堅い記事も同じように掲載されているところが、この雑誌の特徴でございます。

エロス、哲学、文学、評論、パーティージョーク、エッセイ、ドキュメント...硬い記事も柔らかい記事も、おしなべて同じように扱うこの雑誌に、何かしらの「文化」の香りを感じたものでございました。子供から大人への過渡期の年代に、その大人の香りに憧れて、必死に背伸びをして読んでいた覚えがございます。

こうした、雑誌らしい雑誌が消えていくのは残念でございますね。ネットの普及・氾濫・乱用で、印刷物文化は過去のものとなっていくのでしょうかねぇ...


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