店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、 いろいろ書いたりするかもです
日程的に利用しにくかったのか、今回の飛び石連休はお店の方もまあまあノンビリでございました。お給料日直前ということもありまして、みなさま方のお財布の中も厳しかったのでございましょうか。
最近は月曜日に移行した休日などがありまして(ハッピーマンデー制とか言うらしい)、カレンダー上の連休が増えたのでございます。みなさま方にとっては楽しい連休なのでございましょうが、その他人様が遊んでいるときに忙しいのがサービス業なのでございます。これは一般論なのでございますが、サービス業に従事する人っていうのは、平日と休日に対する感覚が一般の方とは逆になるのでございます。
昔の奉公人は、「藪入り」という正月と盆のお休みしかなかったそうでございます。年にたった二回の里帰り休暇でございますが、そのお休みに際してはお店の主人が奉公人に対して新しい着物と草履を新調するのが、当時のならわしだったそうでございます。ですからその藪入り、奉公人にとっては嬉しかったでしょうねぇ。
行政上で休日や連休が増えても、世間ではサービス業などに年中無休が増えて、必ずしもカレンダー通りに休めない人も増えているのでございます。また、某ファーストフードチェーン店の「名ばかり管理職」のような問題もありますし、重要なのは「休日が多い」ことではなく、「休日を取ることができる」ことなのですけどね。国会をお休みにしてまで総裁選挙に奔走した国会議員さんたちは、分かっているのでしょうかねぇ?